暑い安曇野
ジリジリと夏の日差しが照りつける
新コロのワクチン予約券と接種案内書が届いた
中身
自治体のワクチンはファイザー社製
メッセンジャーRNAを使用したワクチンだ
ワクチンは製法によって違いがある
1.生(なま)ワクチン
麻疹、水痘、おたふく風邪等のワクチンは、弱体(弱毒)化したそれらのウィルスを体内に入れ免疫システムに抗体を作らせる
弱毒されたとはいえ、ウィルスは生きているので体内での抗体が作られる量と速度が速い
2.不活化ワクチン
病原体であるウィルスを不活化、細菌なら殺菌されたものを体内に入れて抗体を作らせる
ウィルスや細菌の情報が断片的なため、一回では充分な量の抗体が作られず、追加の接種で免疫の獲得を目指す
不活化ワクチンはインフルエンザが代表的であるが、予防接種をしてもインフルに罹患したというのは、一回だけでは抗体の量が少ないからだろう
3.mRNAワクチン
新型コロナの遺伝子情報をメッセンジャーRNAに転写させ、体内(細胞内)に入ったmRNAは転写された遺伝子情報を元に、細胞内でタンパク質を合成するリボソームに遺伝子情報を伝え、新コロの遺伝子情報を持ったタンパク質を合成する(元はガン細胞に対し、ガンワクチンをmRNAに転写させる研究が元であったようだ)
体内に入ったmRNAは分解され、新コロの遺伝子情報は残らないという
同じmRNAワクチンであるモデルナ製のワクチンとともに感染予防は100%ではない
人によっては感染する
感染しても重症化しないだけありがたい
どんなに急いだところで予約開始は8月の終わり以降
出勤日と相談しなければならない
秋の終わりか冬の初めに二回目の接種だろうか?

