2019/令和元年9月5日 13時

道の駅 あつみを出発


次の目的地は田沢湖

本州は移動だけ…と、このツーリング中は考えていたが、こんな寄り道も一人旅の醍醐味だ


所々作りかけの日本海東北道

無料区間(にかほ市にある象潟(きさがた)ICと由利本荘市にある本荘ICが無料)があるので利用して田沢湖までの到着時間を短縮することにした


いつも思うんだが、難読地名にはルビを振ってほしい

ぞうがた? しょうがた?まったく読めなかった

この字(象)は“きさ”と読むのか…うん、ひとつ勉強になった


本荘ICで下りるよりも秋田空港ICで下り、 国道13号線に出た方が迷わないと判断
通行料金の470円を払う

国道13号線を南下し、大仙市で国道46号線に入って東に向かい、角館で国道105号線を北上する


稲穂が実ってきている

やはり秋田小町なのだろうか?


秋田県道60号線を東に行くこと5分…


田沢湖に到着




美しさを永遠に保ちたいと願った辰子姫は、大蔵観音に百日百夜の願をかけた

満願の夜、

「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうであろう」

という神託を受け、院内岳の更に奥に湧く泉の水を飲み、龍となった




男鹿半島に八郎潟をつくり主となった八郎太郎は、毎年秋の彼岸の頃、田沢湖に恋人の辰子を訪ねて冬を過ごすため、主のいない八郎潟は凍りつき、2人の龍神が住む田沢湖は冬の間も凍らない湖として知られている



国鱒という固有種のマスが生息し、最大深度は423.4m

日本一深い湖でもあり、この深度が湖を凍らせない理由でもある







永遠の美を手に入れ、龍となっても伴侶を得た辰子姫の伝説は、巷の女子にとって田沢湖=パワースポットらしい



あいにくの曇り空だが、沈む夕陽が雲の隙間から見えた






次は八戸港だ