開田高原にある、木曽馬の里

御嶽山を遠くに望み、出産を控えた母馬が放牧場でゆったりと過ごしている




去年産まれた仔馬



枠の外に頭を出してアピール



飛鳥時代よりこの地域での木曽馬の飼育が始まったとされている

乗用馬や農耕馬として農家の大切な労働力となり、家族同様に育てられたという





本州には木曽馬のみが日本在来種の馬





木曽馬の気性は穏やかだ


この地域では家屋の一番陽当たりの良い南側に馬の生活する空間を設け、女性の手で優しく世話をしてきた

そんな経緯が木曽馬の穏やかな気性を形作ったと言われている






穏やかな気性で人見知りしない…

人にも言えることだな…



帰路

ホルスタインの仔牛が数頭じっと自分を見ていた

注目されることなんてないからな…

仔牛でもちょっと緊張したが…



人に関わる動物は人懐っこいのが一番だ






さすがに高原だけのことはある

この時季にヤマフジが咲き、



レンゲツツジも咲いていた





木曽福島にはかの有名な陰陽師 安倍晴明の墓がある




赤い五芒星 




晴明が木曽を訪れた確たる史料はなく、なぜここに墓があるのかは謎だ


来たかどうかもわからないことであれは、
坂上田村麻呂が東征の際、松本に立ち寄り賊退治をした(田村麻呂が信州を訪れた史料は現在のところ見つかってない)と、社史で伝える神社、田村麻呂が勧請(かんじょう)した寺が信州松本にある


ただの墓だからな
神社や寺ではないから大々的に宣伝されているワケでもない


写真でもわかるが、地元の人達が大切にしている


惜しむらくは、国道を挟んで向かい側の小さな駐車場にある東屋だ




字が違う…

それともワザとか?


最後の最後で、

ん(・.)?!

となったが、まあ良い日だった