キャンプしながら伊勢神宮や熊野古道を巡ってツーリングしてみようと思い、出発直前の装備品の点検
そこでテントに深刻なトラブル発見(テントの縫製が一部ほつれている)
これでは雨が降れば雨漏り、ましてや強い風が吹いたらそこから縫製のほつれが広がり、テントの型を維持できないかもしれない
急遽テント無しの旅に変更、当然宿の予約はなし…
ま、どうにかなるだろうと2014年5月2日6:30愛車に跨り出発
国道19号に出て、塩尻で国道153号線を飯田市に向かい、飯田で国道151号線に入り太平洋に向け南下
GW真っ只中なのに151号線は車が少なく、自分のペースで走ることができ、実に快適だ
里は葉桜、峠の頂上では桜の花がまだ残っていたりと目を愉しませてくれ、南下するごとに新緑の密度も増していく
製材所からはスギやヒノキの香りがやってくるし、藤の花の甘い香りも漂い、目だけでなく香りでも楽しめるのがとても嬉しい
長野と愛知の県境新野峠
長野側の道は路面が荒れ、道幅は狭く、バイクはともかく車のすれ違いにすら苦労するほどなのだが、
愛知県に入った途端に道路は一変する
幅はセンターラインの付いた二車線になり、トラックのすれ違いにも困難は無いし、また、路面はきれいに舗装整備されて砂利が浮いていない
マメ知識:国道の維持管理の判断基準のひとつに人口の多寡がある
この場合、圧倒的に人口の多い愛知県に国道の整備予算に余裕がある
下道とはいえ、長野は広い
出発から6時間でやっと県境を越えた
マメ知識:日本で海岸線から1番遠い場所は以外にも長野県佐久市にある
ちなみに2位は北海道石狩山脈の美瑛岳
新野峠を宇蓮川沿いに降り、太平洋側の平野部、新城市に出る
感想第一声は
暑い!
出発した時は鼻水をすすりながら、
「さ、さみー」
と凍えていたのに…
やっぱ長野は寒いとこなんだ
このまま151号線を豊橋市に向って進む
ライディングジャケットのベンチレーション全開、前も少し開けて外気を取り込む
ラジエターの電動ファンは、水温が上がり過ぎないように105度を越えると自動的に回り出す
速度が50km/h以下だとラジエターの水温が下がらない
信号待ちや遅い流れだと電動ファンが頻繁に回る
そのたびに熱風が脚を覆う
上半身は暑く、下半身は熱いという同じ音でも意味の違う、夏場のようなアツサを味わう
きっついわー(>_<)
新城バイパスを豊川IC、国道1号と通過、豊橋バイパスに突き当たって左折し、渥美半島を目指す
交通の流れが良くなり、水温も下がってきた
豊橋バイパスから植田バイパスへと右折、田原市と向かう
ここで少し休憩をとる
渥美半島の入り口にある道の駅
田原めっくんはうす
渥美半島は初めて走る
自分勝手なイメージで、海の良く見える見晴らしの良い所と勝手に思い込んでいたが、視界を遮る山があって海は見えない
加えて農地が多く、内陸部を走っているのかと錯覚すら覚える
途中二度、現在地の確認をした
iPhoneの表示するGPSは間違いなく渥美半島の国道42号線を伊良湖岬へと向っている