お昼を食べ終えて少し思案
霞沢岳を望む
焼岳
明神池まで行くか、それとも帰るか…
帰りのバスの時間もある…
松本行きのバスは15時、16時、18時に中の湯のバス停を出発する
日が暮れても暗さはヘッドランプでどうにかなるが、問題は気温だ
日が落ちると気温は一気に下がる
明神池までは通常なら1時間の道程だが、少ないとはいえ積雪はある…30分プラスすると往復3時間か…現在時刻は12時30分
16時のバスを逃すと2時間後の18時だ
今回明神池はヤメておこう…
来た道とは対岸の道を大正池まで戻る
明治の世に上高地や北アルプスを欧米に紹介した、ウォルター・ウェストンのレリーフ
溶けてない雪はこんな感じで、滑らかなエッジを造っている大正池でコーヒーブレイクとシャレ込んだのだが、突然北の風が強くなり、雲が穂高の峰々を覆ったかと思ったら雪になった
お湯が沸かないこと沸かないこと
お気に入りのマグカップでコーヒーを飲んだものの、冷たい北風はあっという間にコーヒーを冷ましてしまう
その雪空も身支度を整えている内に止み、青空すら見えてきた
雲の中は雪なのだろう
北風に乗った雪雲が、穂高の峰々に覆い被さっている
中の湯バス停までの帰り際、振り返ってみる
幸先の良い1年の始まりだ








