ジュウオウジャー
ヒーローの敗北を演出するのに適した時間帯…
それは夕暮れ時
沈みゆく太陽と共に敗れるヒーロー…
古くは「帰ってきた ウルトラマン」のウルトラマンジャックがナックル星人とブラックキングのコンビに敗れた時も夕暮れ時だった
ザ・ワールドに刻み込まれた恐怖は抑止力になった
ワールドの名前だけで萎縮する5人
その恐怖と向き合い、正直に
「怖い」
と口にしたの大和だった
5人いる…
仲間がいれば、ひとりでは乗り越えられないものも乗り越えていける
ザ・ワールドのデザインは今まではゴールドかシルバーの色がメインだったのが、黒を基調にして右がゴールド、左がシルバー
キューブアニマルも三体で合体する
ひとりで地球を守れそうだぞ
ゴースト
魂がチカラの根源
タケル(の魂)から発するチカラは、無限大魂(最終フォーム)の能力を引き出し、ガンマイザーを圧倒する
仮面ライダー1号や2号、V3は、立花藤兵衛という名トレーナーの元、改造人間の定められた性能を引き出すために特訓し、新しいワザを身に付け、そのワザをもって強敵に撃ち克ってきた…
器が新しく、強力になり、今までとは違う武器をなんの訓練もせずことも無げに使いこなす…
イマドキのライダーはなんとも才能に溢れている
前作のドライブは仮面ライダーという名が無くて、単体のドラマという観点で見ても面白かった…
放送開始から半年は物語りや15人の英雄や眼魔の説明に終始…
子供達のヒーロー、仮面ライダーは いつの頃からかバンナムの商品を売るための番組になってしまった
ゴーストも負けて得た無限大魂のフォーム
それは祈りにも似た仲間の思いで復活した結果だ
乗り越えるのは仲間と共にであったり、理解者と共にであったり…それはいい
だが、タケルはそのチカラを得るためになにかしたのだろうか?
努力の過程を見せるのは、努力をひけらかすのとは違うと思うのだが…