土曜日、南信方面に春を探しに行ってみた
伊那市より、未だに冬枯れの休耕地と南アルプスを望む
北風が強く気温は低い(路端にある気温の電光掲示板)は5度とある
ジャケットのスキマから進入してくる冷気が身体を冷やす
エンジンから発する熱が太腿を温め、まだ寒さに耐えられる
実際、バイクを降りた方が寒く感じる
長野県の一番南で桜が開花したと聞き、行ってみようと思ったのだが…
帰りは日が暮れ、間違い無く今の気温よりもずっと寒い中を帰ることになる
南に行けばあったかいと思っていたが甘かった…
陽が落ちれば0度まで下がりそうだ
諦めて引き返す
帰って来た安曇野で、甘い香りにバイクを止めた
沈丁花が咲いていた
東京ではもっと早くに咲くが…
こちらの沈丁花は香りが弱い気がする
それでも、小さな春を見つけた日だった
