富士宮口は最初は階段からスタートします。
空はすでに薄暗くなっていました。
夜通し登山することになるのはほぼ確実です。
(ネットでは夜間の登山は初心者には特に危険だから控えた方が良いってあんなに書いていたのに。。。)
睡眠不足と長距離移動によって疲れがかなりピークに達していました。
最初の方こそ集団の中に入って登っていたのですが、だんだんスピードが遅れ、気づけば後方担当のガイドさんが真後ろに。。。
一生懸命足を動かすけれど、体が全くついていけない。
日も落ち、かなり寒いはずなのに汗が止まらない。。。
集団からも離れていくけど、ガイドさんは私を迷子にするわけにはいかないと必死で横で励ましたがら私のペースに合わせて歩いてくれました。
暫くするとガイドさんが
「ちょっと失礼します。」
と後ろのザックを少し持ち上げました。
そこで一言
「重い。。。何入れてるんですが?」
「。。。確かお水2リットルと着替えと。。。」
「。。。水入れ過ぎです。これじゃ疲れて当然ですよ。」
「え?だってネットにはそう書いていたし。。。」
「水は山小屋で買えますから。」
。。。確かに。。。荷物は少ないほうが良いとは書いてたし。。。
ガイドさんは確かにバスの中で荷物は少な目にって言ってた。。。
ちょうど私が6合目の山小屋に到着した頃に、他の人たちは時間が押しているからと出発してしまいました。
私は、これ以上続けると確実に迷惑がかかると思い。今回はここでリタイアを決めました。
ずっとついてくれていたガイドさんは残念がってくれましたが、迷惑をかけるよりはましだと思ったので後悔はありませんでした。
本来であればリタイアする場合、予定とは別の山小屋に泊まることになるので、追加料金が発生するのですが、今回はツアーが全部の山小屋を借り切っている為、追加料金はなし。
これは良かった点だと思いました。
ガイドさんが用意してあったリタイアの書類にサインし6合目の雲海荘に宿泊。
本来なら間仕切りされた部屋に2つの布団が敷いてあり、そこに3人で寝るような状態だったのですが、私は運よく一つの布団でゆっくり寝る事が出来ました。
ちなみに本来泊まる予定だった8合目池田館は寝袋だそうです。