森岡隆三 オフィシャルブログ 「Ryuzo MORIOKA」 Powered by Ameba -2ページ目

ダービー参戦⚽️

43になりました(^ ^)




ありがたいことに、私の誕生日でもある今日は




『静岡ダービー⚽️』!



そして本日、SBSさんで解説の仕事をさせていただくことになりました⚽️




リーグも終盤にさしかかり、優勝争いも残留争いもより熱を帯びてまいりましたが、『静岡ダービー』だけはリーグとは別世界!




互いのプライドと意地をかけた熱い闘いを期待しています!!











明日は

キリン ビックスマイルフィールド in 岩手県大船渡市!



そんなわけで、今日、東北新幹線にて、いざ岩手県へ🚄



本日目指すは一ノ関駅。





にも関わらず、、





気がついたら、、、






『くりこま高原』
にいた‥∑(゚Д゚)




まさかの途中下車、ぶらり一人旅。。





新幹線の中で、明日のメニュー作りと、週末の解説に向けての情報整理をしてたんだけど、




何故か、





着いた駅を『一ノ関』と思い込んでいたようで‥(・・?)





私が思うに






仕事に集中のあまり、






「次は〜『くりこま高原』〜『くりこま高原』の次は、『一ノ関』に停まります〜」




の、





「‥‥『一ノ関』に停まります〜」





だけが耳に入ったのだと‥( ̄▽ ̄)






気持ちを切り替えて、






次の新幹線までの1時間






充実の仕事が出来ました!(^-^)






さあ、明日は顔晴るぞ〜!!(^○^)


天皇杯ラウンド16 鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島

天皇杯ラウンド16

鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島⚽️

スカパーさんで解説をさせていただきました。




今シーズン3度目の対戦となる両者。
過去2戦は広島の勝利と、鹿島としてはシーズンで同じ相手に3連敗というのは絶対に免れたいところ!


広島はリーグ戦前節からスタートメンバーを多く変更。控え選手たちの試合へのモチベーションと、彼らの成長、突き上げがチーム力アップに繋がり、リーグ制覇にも繋がる、という監督のポジティブな意図が伝わってきました。同時に、天皇杯はもちろん勝ちたい、が、どちらかというとリーグ戦にヴォリュームを、というようにも思えました。


対する鹿島はFWの鈴木選手はベンチスタートでしたが、過密日程の中、想像していた以上にほぼ主力というスタート。
リーグ戦、ルヴァン杯、ACLと、ここ10戦で7勝2分1敗という好調ぶり。流れを変えたくないという思いもあったのではと思いますし、唯一の1敗の相手は広島。ここでリベンジを果たしてさらに流れに乗りたいという思いもあったと思います。


広島は今シーズン、4-4-2のソリッドな守備から速い攻撃というのがスタイル。監督、スタッフ陣の狙い、期待、思いはあれども、攻撃を牽引するリーグ20得点のパトリック選手がベンチというのは、攻撃力ダウン=チーム力ダウンは免れないところ。

さらに攻守の要、中盤からチームを支え整える青山選手、サイドを切り裂きチャンスを演出する柏選手の不在も大きい、ということで、いつも以上に組織的かつ団結力のある、粘り強い戦いが求められ、チームの総合力が問われる試合でした。

また見方によっては、試合の流れをコントロール出来る選手、アクセントをつけられる選手、そして試合を決定づけることのできる選手を、途中から投入出来るという贅沢な采配をふるえるというものでもありました。



鹿島は先の代表戦で新生日本代表、森保ジャパンに選ばれ、途中出場も果たした、三竿選手とレオシルバ選手のWボランチもスタメンでフル出場。2人はこのゲームにおいても素晴らしい仕事をしていました。

彼ら2人はもちろん、この日の鹿島はいつもにも増して特に中盤の球際は厳しく、攻から守の切り替えも速かったように思います。

右サイドの遠藤選手のテクニック、ポジショニングの巧さも利いてましたし、この日スタメンの内田選手も、さすがのプレーを披露してくれました!


前半から試合を優位的に進めていた鹿島。広島はGK林選手のビッグセーブもあり、粘り強い守備でゴールを許さず、反撃のチャンスを伺います。


シュートの本数は、決して多いとは言えないゲームでしたが、裏を返せば守備の意識が互いに高い、締まったゲームということ。

前半をスコアレスで折り返すと、後半、両監督共に動き、広島はパトリック選手、鹿島は鈴木選手と、両チーム共にエースを投入!
広島は青山選手、柏選手も入り、試合はますます互いの誇り、意地がぶつかり合う、スリリングな展開に!!


展開の速いゲームになるも、互いの守備の意識、運動量、集中力は落ちず、スコアレスでゲームは延長戦へ。


こういった互いに集中力の高いゲーム、鍵になるのはちょっとしたミスと、得てしてセットプレー。

やはりこのゲームでも均衡を破ったのはFKからでした。


延長前半、FKから、レオシルバ選手のインスイングクロスが直接ゴールに吸い込まれ、遂に鹿島が先制!!


追いかける立場となった広島、頼れるエース、パトリック選手にボールを集めたいものの、鹿島はそのパスの配給元の広島DF、MFに対して、厳しいアプローチ!90分を越えても衰えないのはさすがの一言。ただ根性があるということではなく、予測を含め頭の速さ、そしていつ厳しくいくかなど、力の使いどこも上手かったですね。CBも細やかにラインコントロールするなど駆け引きを繰り返し、パトリック選手にほぼ仕事をさせなかったのは見事でした!


延長後半、ややオープンな展開になり、中盤にスペースが。。


そしてその一瞬の隙を見事に突いたのが三竿選手!


スペースを見つけ右サイドからのボールを受けると、さらにちょっとのスペースにドリブルで入り込み、右足一閃!ブロックに来たDFが先に少し触ったことでカウンター気味のシュートが見事ゴール右隅に吸い込まれました!!

ボールを受ける前は、もしかしたら逆サイドにポジションをとっていた鈴木選手あたりにラストパスを、と思っていたかもしれませんが、スペースを見つけ、瞬時に判断を変え、シュートに持っていった決断力、思い切りの良さ、ポジティブな姿勢があったからこそ生まれたゴールだったと思います⚽️


広島も最後まで戦い抜きましたが、そのまま2-0でタイムアップ!


延長戦の末、鹿島が2-0で勝利!
見事にベスト8へと駒を進めました!!



平日水曜日の開催ということもあり、スタジアムはやや寂しい感じでしたが、観に来ていた両サポーターの熱、盛り上がりは素晴らしかったですね!
ゲームはリーグ首位の広島と、好調鹿島という贅沢なカードであり、個々のクオリティはもちろん、タイトな日程の中、両監督のチームマネージメント、采配など多くの駆け引きも含めて見所、見応え満載のゲームでした!



さて準々決勝に駒を進めた鹿島も、残念ながら敗れてしまった広島も、あっという間に週末にはリーグ戦があります!
選手個々の自己管理はもちろん、監督、スタッフ陣の腕の見せ所でもあります!

シーズン終盤に向けて加速していくJリーグ!

両チーム共にますますの活躍を期待したいですね!(^-^)



(実況の西岡明彦さんと!こちらの話に相槌、補足をしていただいたり、話すテンポや間の取り方など本当に上手い!勉強になりました!ありがとうございました(^-^))