2023年8月5日
山と渓谷社
タイトルのとおり、野山や川・海で、実際に起きた死亡事故の事例集です。
1章 山で死ぬ
2章 動物にあって死ぬ
3章 毒で死ぬ
4章 川や海で死ぬ
それぞれ事例を挙げて、死なないためにはどうしたらいいか、さらには知っておきたい安全知識が解説されます。
山で転倒・滑落はわかるのですが、おどろいたのは「疲れて死ぬ」
「8月中旬、2泊3日の予定で北アルプスの爺ヶ岳に入山した80代の単独行の男性」から「疲れていて自力で下山できない」との連絡があり、救助したものの亡くなったそうです。
2章「動物にあって死ぬ」では、「カタツムリやナメクジにあって死ぬ」
2000年6月、沖縄県の小学生女児がカタツムリやナメクジの幼虫に寄生する広東住血線虫による髄膜炎を発症して亡くなるという事故が起きています。
「死なないために」では、カタツムリやナメクジなどに素手で触れないようにと注意喚起されています。
3章「毒で死ぬ」では「カニを食べて死にそうになる」
カニの仲間には、脚1本に、大人ひとりの致死量に匹敵する毒をもつものがいて、磯遊びや潮干狩りで獲った得体のしれないカニは、絶対に食べてはいけないそうです。
万一、サメに襲われたら、「サメの弱点である目や鼻先を狙って、パンチや蹴りを何度も繰り出すことで、運がよければ撃退できるかもしれない」とかあるんですが、そんな怖いことができるのか!?
わたしは、サメにあった時点で、気を失いそうです。
皆さんもお気をつけて
おつき合いありがとうございます。