速読も多読もいりません。
1ページ目から読む必要もありません。
短時間の読書でも構いません。
「読むだけで終わり」にしなければ、よりよい未来は目の前です。
YouTubeで「本要約チャンネル」を運営するたけみさんとりょうさんが、実践する読書術を公開します。
たけみさんとりょうさんは、ともに心身の不調に長年苦労し、20歳を過ぎて入学した某大学の医学部で知り合いました。
それまで歩んできた人生が似ていたこと、読書が好きだったことから意気投合し、2人でさまざまなビジネスを行い、今はともに海外に移住しているそうです。
本を早く読むこと、たくさん読むことには意味がない、実践し、効果を検証し、自分の生活に取り入れる。それができれば、生活が変わり、人生が変わるということを自分たちの生き方によって実証しています。
たくさん読まなくていいと言いつつ、1万冊の本を読んでいるというのですが、本を読む目的を明確にし、自分にとって最高の一冊を見つける「目的型読書」、効率よく本を読み、実践しやすい状態をつくる「ドーパミン読書」など、私もたくさん本を読むようになって何となくやっていることが、だれでも実行可能なテクニックに落とし込まれています。
子どものころから原因不明の体調不良に悩まされていたという、お二人の紹介する内容は健康に関するものが多くなっています。
あらゆるメソッドの中でもっとも効果が高かった「朝散歩」
2017年発行の『神・時間術』(樺沢紫苑、大和書房)で「朝散歩」を知り、実践する価値が高そうだと、取り入れたそうです。
『GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス』『最高の体調 ACTIVE HEALTH』なども参考にして、公園など、自然豊かなところを散歩するようにしているそうです。
メンタルが劇的に強くなる「瞑想」
・遮光カーテンなどで真っ暗にした部屋に座って目を閉じる
・5分程度、深くゆっくりとした呼吸を繰り返す
・呼吸に集中し、雑念が浮かんでも放っておく
瞑想を一定期間続けると、脳内の注意力や感情のコントロールをつかさどる「前帯状皮質」感情の中枢といわれる「偏桃体」などの部位が物理的に変わり、集中力や注意力、感情の処理能力が高くなるという研究結果もあるそうです。
短時間で集中力、生産性を回復させる「リセット運動」
お二人は一日2時間程度の作業を3コマぐらい行い、あいだにランや筋トレ、速足ウォーキングなどの運動を挟んでいます。
ベースとなっているのは一流の頭脳(アンダース・ハンセン、サンマーク出版)など。
いろいろなメソッドを組み合わせて、自分に合った方法を見つけているのも特色です。
食事や睡眠についても、お二人が実践を繰り返し、本当に役に立つと思ったメソッドが紹介されています。
大切なのは自分でやってみて、結果を検証すること
本を買った瞬間、脳内にはドーパミンが分泌されています。
ドーパミンが分泌されていると、脳は頑張って何かを達成することに快楽を感じ、記憶なども高まると言われています。
本を買ったら、熱が冷めないうちに、すぐに読む
それだけでも、読書の効果は飛躍的に高まるそうです。
お読みいただきありがとうございました。