このシリーズは、わたくしコトラーが旅先でたまたま見つけたすてきな図書館をご紹介するものです。恐らくこの1回で終了する可能性が大でございます。
記念すべき第1回、ご紹介するのは茂木町の《ふみの森もてぎ》
茂木町は、栃木県の南東にあって茨城県と隣接する町です。
面積172.69k㎡に対して人口1万1,599人、1k㎡当たりの人口は67.2人です。
三鷹市の1k㎡当たりの人口は11,954人ですから、比べると少ないですね。
もともと造り酒屋だった建物を、町が図書館を中心に、歴史資料展示室、研修室、カフェなどを集めて2016年に開館したものです。
地元の木材を多用したぬくもりのある建物の魅力もさることながら、設計段階からみんなで話し合っていいものをつくろうとした努力が評価され、2018年に第34回日本図書館協会建築賞を受賞したそうです。


★写真は公式ホームページよりお借りしました。
マンガコーナーも充実
併設カフェの激ウマコーヒーはたったの160円。
町産イチゴを使用した「いちごのバターチキンカレー」
ほんのりいちごの酸味が感じられるさらさらカレーです。(本当にいちごを感じたのかと突っ込まないでね)
カレーはもちろんですが、ごはんがとってもおいしいのです。
図書館を出ると、茂木城跡が見えます。
かつて山の上にあったお城は公園として整備されています。
山頂からの眺望
本丸跡から知基(とももと)橋を渡り
姫の望楼へ
昇れます
ちょっと八百屋お七気分
「吉三さ~ん、会いたいよお~」
しもじもを見下ろします。(何様だ)
紅葉が美しいというのに、散歩の途中で会ったのはほんの数名。
「人の行く裏に道あり花の山」(相場格言)
寄り道して温泉へ

来ている人たちは皆さんお知り合いのようです。
ふつう温浴施設にはマンガや雑誌しかないものですが、ここは本があってわたくし一人が盛り上がります。
焼き物の町が近いせいか器の本も置いてありました。

