365日、その日その季節にぴったりの「広告コピー」を並べてみたら、大切なことを思い出せる素敵な名言集ができました。(はじめにより)
広告のコピーっていいなと思うときがあります。
私が心に残っているのは、「さ、ひっくりかえそう。」という2020年元旦に載ったそごう・西武の新聞広告。
https://www.sogo-seibu.co.jp/pdf/20200106_01.pdf
商品を売ろう、企業イメージを高めようと、プロ集団が一生懸命考えた、飯を食うための言葉です。心をつかまれます。
この本には、一生懸命作られたものの、広告というメディアの宿命ですぐに消えていく名言が365日分、まとめられています。
1月1日
ふだんを変える。
それがいちばん人生を変える。
(2010年本田技研・岡本欣也)
学術上、クマンバチは飛べない。
それを知らないから飛べるんだって。
(2008年23区/オンワード・三井明子)
航空力学の理論ではクマンバチがなぜ飛べるのか長いことなぞだったそうです。ごく最近になって、飛べる理由が解明されてきたようです。
女子力があるとかないとか言うけれど、女の子は力ですか。
(2011年earth music&ecology・児島令子)
わたしは体が、ゆるキャラだ。
(2011年ルネサンス青砥店オープン記念タオル・坂本愛、桃林豊)
スポーツジムらしいコピーですね。
いじわる言ったのは、あなたが時計を見たから。
(2014年シチズンポスター)
この女心わかりますか。(男心も同じですか?)
お客さまは神様です。
バーゲンは神様の戦いです。
(2010年ソラリアプラザ・玉川健司)
バーゲンは宗教戦争だったのか!
12月31日
生まれ変わるなら、生きているうちに
(2008年アッシュプラザ長崎ポスター・安恒つかさ)
「たった」1行の言葉との出会いが、アタマではなく、ココロの使い方を教えてくれた。
松浦弥太郎
毎日一つ見るのもいいし、特定の日を見るのもいい、誰かの誕生日に言葉を贈るのもいいですね。
お読みいただきありがとうございました。