上方落語・地獄八景を題材に作られた絵本
軽業師そうべえがひょんなことで亡くなって、あの世で出会った、歯抜き師のしかい、医者のちくあん、山伏のふっかい。
「むさくるしいやつら」と地獄に放り込まれますが、曲者ぞろいの4人組。
地獄を地獄とも思わぬ奔放さで難局を次々と……
地獄が本当にあるかどうか分かりませんが、「地獄のような苦しみ」とか「生き地獄」という言葉を聞くことがあります。
この絵本を読んで育った子どもたちが、いつかそんな状況に出会ったとき、困難を困難とも思わないようになったりするのかな。