息子が、よく保育園の愚痴をこぼします。
「ねえ、ママ、知らないってことは悪いことじゃないよね?」
「悪くないよ、どうして?」
お友達といろんなことを話すのですが、お友達はなんにでもヤバいを使うそうなのです。
「〇〇知らないの?ヤバっ!」
「△△だよね、ヤバっ!」
とにかくヤバいを語尾に必ずつけるらしく、まぁその子たちは少し大人ぶって使っている部分もあるとは思うのですが、息子は以前私に注意されてからは使わなくなりました。
その頃よりもみんなの「ヤバい」を使う頻度が多くなっているらしくてヤバいに嫌悪感を抱いている様子。
しかも別に知ってても知らなくてもいいことまで知らないの?ヤバっ!と言われて余計イライラするらしいのです。
私の持論は、いいことにも悪いことにも、美味しい、不味い、何にでもヤバいって言葉を使うことはできるけど、それを使ってると語彙が増えないし、何よりちょっと下品に聞こえる気がするのです。
といっても私も決して言葉遣いが丁寧とはいえなくて使う時はありますが。
小さいうちから万能すぎる「ヤバい」はできるだけ使って欲しくないのです。
でも今はあっちでもこっちでもテレビでもなんでもヤバいって使ってるから使うなって言う方が無理がありますよね。
素直に私の言うことを受け取ってくれてそれを実践しようとしている息子。
それによってお友達と軋轢が起きても困るし。
息子には「Kも知らないことはたくさんあるけどセミやダンゴムシのオスとメスの見分けがついたりすごいところいっぱいあるんだから、お友達に知らないことを知らないの?ヤバ!って言われても知らん顔でいいんだよ。それに知らないことを知ったかぶりせずに素直に知らないって言えるってすごいことなんだよ。」と言ってあります。
言葉遣いは人を作るから私としては妥協したくないところです。
子育てって難しいなぁ。
でもダンゴムシのオスとメスの区別がつくってヤバっ!(笑)