ご無沙汰してます。アップしようかしまいかと悩んでいたらいろいろ経ってしまいました。
備忘録として。
2週間ほど前、保育園にムスコを迎えに行くなり息子が私に駆け寄ってきて、「保育園嫌い!もう来たくない!」と担任の先生もいるのにしがみついてきたのです。
え?なに?
先生は「月曜で週の始めだからかな。」と言っていたのですが、なんとなく気になり家に着いてから息子に聞いてみました。
同じクラスのYちゃんが絵を描いていたらしいのですが、その絵を見て息子がYちゃんに向かってヘタクソ!と言ってYちゃんが大泣き。それを見たMちゃんがサブで入っている先生に息子がYちゃんを泣かせたと言いに行き、先生に叱られたというものでした。
これが全くのでたらめで、息子はYちゃんが絵を描いていたのは知っているけれどどんな絵を描いたかも見ていないし、他のお友達と遊んでいて興味もなかったと。それなのにそのサブ先生は息子の言うことは一切聞かず、普段から可愛がっているMちゃんの言い分だけを鵜呑みにしてただYちゃんに謝りなさいの一辺倒だったと息子は涙目になりながら一生懸命話してくれました。
そして、言ってないけど先生が怖かったから仕方なく謝ったと言ったのです。
その時点で頭の血が上昇。
普段ならちょっとしたケンカや言った言わないの揉め事は日常茶飯事なので対して気にも留めないのですが、園の中で1番公平であるべき保育士が一方の言い分だけで片一方を叱り、謝らせるなんて理不尽極まりなくないですか?!
連絡帳にそのことについて入力し、改めて先生方、園として話し合って欲しいと依頼しました。
翌日副園長先生からすぐに謝罪があり、経緯を確認しますと、それから担任の先生、園長先生と謝罪があり、保育士の意識の確認と、よく確かめもしないのに悪気のない正義感とはいえやってない子を犯人にしてしまうということがないように子供達にも改めて説明しますと言われました。
当のサブ先生は全く知らん顔、ですが。
謝りもなし、何もなし、知らん顔を決め込んでいます。
本当に謝って欲しい人はこの人なのに。
とても残念ですが、以前から引っかかるものがあるので、たぶんこの先生は息子、果ては私のことが元々嫌いなんでしょうね。
なので今回素直に過ちを認め、謝ることもできないのでしょう。
幸い他の先生方がきちんと見てくれることになったのでまだ安心しています。
そんな中、あらすじも何も知らずに手に取った辻村深月さんの「かがみの孤城」。
様々な理由で不登校になっている6人プラス1人がそれぞれの鏡を通ってある城に集められます。
来年の3月30日までに鍵を見つけある扉を開けることができたら一つだけ願いを叶えてくれるとその城の主、「オオカミさま」から説明を受け、7人のやり取りが始まる、鍵は見つけられるのか、7人のある共通点とは?
文庫本で上下刊に分かれていてまあまあ長編なのですが、一気に読みました。
主人公たちは中学生ですがある理由で学校に行けなくなります。主人公こころの担任の教師もある一方しか生徒や物事を見ない薄っぺらい人物で、そんな箇所だったりが息子の状況と重なったのもあり、どんどん感情移入。
下巻の途中からはもう涙涙の怒涛の感動クライマックスでした。
あちこちに伏線が貼られていて、その回収も見事でした。
世の中の小中高校生、そして親世代、教師、それぞれたくさんの人に読んでもらいたいです。ってもう累計100万部も売れている本だったんですけどね!
話は戻りますが、
息子にもやってないことはたとえ先生に叱られても謝らなくていいし、きちんと説明すること、聞いてもらえなかったら他の先生にも言ってみること、どんなときもパパやママはKの味方なんだからおもいきってぶつかっていっていい、何かあったらパパもママもどこにでも出ていってあげるからと伝えました。
どこまで理解できたかはわかりませんが、保育園、今のところ普段通りに通えています。
昨日あたりからセミが鳴きだしたので公園ではセミの抜け殻に夢中、家では羽化したカブトムシを眺めるのに夢中です。
伸び伸びと明るく朗らかに育って欲しいと思いつつ、息子も世間の荒波に揉まれてるなと切なくなりつつ、強く逞しく育って欲しいです。欲張りー。
どんどん暑くなってくるので皆さんも熱中症などお体に気をつけてお過ごしください。
ではでは。