「悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと」を読みました。
最後の章は涙が止まらなくなります。
今当たり前だと思っている生活は当たり前ではなくて奇跡の連続で、人との繋がりも奇跡の連続で、いつもそばにいるのが当たり前ではないんだな。
間違ってると自分自身でわかっていても想いが止められなかったり、人との関わりは絶妙なバランスで成り立っているんですよね。
私の感想文なんて使い古した言葉の羅列にしか過ぎないんだけど、たぶんその使い古したことっていうのが真実であり、大切なことなんでしょうね。
ブログだけの繋がりでお会いしたことのない方とのやり取りに心が癒されたりすることもあり、その一つ一つの言葉に優しさを感じるのも真実。
それまで仲良くしていたのにちょっとした言葉の受け取り方で仲がこじれたり、どちらかの生活環境が変わったことで疎遠になったり。
互いに記憶が違っていたり見ている角度でも一つの出来事がまるで違って見えてしまう。
そんな中で誤解が生まれる。
でも誰も悪くない。
みんなそれぞれ一生懸命に生きている証拠なんですよね。
特に女性は結婚や出産で生活環境や友達関係も大きく変化せざる負えないですしね。
本の筋とはずいぶん違う方向へ行ってしまいましたが、
急いで生きなくてもいい、
ゆっくり足を踏みしめて周りの人に感謝しながら過ごそうと改めて思える、そんな本でした。