読みぐるしいところがあるかも。
すみませんがさらーっと流していただければ幸いです。

今日はある舞台を観に行きました。

なんかね、行きからおかしかったんですよね。
普段なら1時間もかからずに行けるはずなのに1時間半もかかり、着いてもなぜか違う階に着いて戻ることになったり。

劇場に着いたら着いたでほとんど台詞が耳に入ってこない。

しかもなんだか急に気持ち悪いというか落ち着かない、というか。
隣の人もずーっともぞもぞしてて。

私はベジベジなんですけど、その舞台の主人公が菜食主義者(ベジタリアン)で、
それをこう、「笑い」にしてるんですね。
もちろん、作者の人が菜食主義者に対して偏見を持っているとかバカにしてるとかそういう内容になっているわけではないんです。
笑いを取っているからといってその役者さんが肉を食べないということに対して先の同じようなことを感じて演じてるってわけでもないのもわかります。

でも、でもです。

何かが違うんです。

その実在した菜食主義者の人はそういう笑いを取るつもりで菜食主義者になったわけではないはずなんです。

命を食らう、その意味や罪の深さを感じたからこそ菜食主義者になったわけで、
そしてそれを見て声を出して笑ってる観客の人たちの感覚もよくわかんないなーって思ってしまって・・・。

別にね、菜食主義者が偉いとか特別だとかそういうことを言いたいわけではないんです。

言ってみれば特徴っていうくらいでしょうか。

舞台なんてものは人それぞれ千差万別の受け止め方があるからどの人の解釈が正解、とかそういうのはないのもわかってますし、
この舞台で、私がそこだけにひっかかってしまって本当の作者の意図するところを見落としてしまっていう可能性も十二分にあるのもわかっています。

でも、あぁ、この舞台は私が観るべきものではないのね。

とにかくなんだかとっても変な「気」をもらってしまった感覚で、どんどん調子がおかしくなっていくという。

申し訳ないと思いつつも途中で劇場を出ました。

出たら調子が悪いのもピタッとおさまり、帰りは50分くらいで帰れてしまいました。

そういうことってたまにあるんですよね。
私には観るべきものではなかったということのようです。


読んでいらっしゃる方はなんだかよくわからないですよね。
私の中ではものすごく納得しているっていう・・・。

そんなことがありましたよって話でした。