新宿御苑にあるシアターサンモールへスタジオライフの「PHANTOM 語られざりし物語~The Kiss of Christine~」を観てきました。

約3時間と長かったですがじっくり堪能しました。

原作を読んで行くといいよと言われていたのに読まずに参加。
ミュージカルオペラ座の怪人の怪人と呼ばれた主人公エリックの数奇な人生のお話。
前作もあったようで、今回はエリックが20歳くらいでペルシャの国にいるところから始まります。


スタジオライフ?ファントム?の世界に引きずり込まれました。
映像、美術が素敵。マジックミラーのようだったり手品を見ているようです。

ミュージカルでは語られないエリックの胸の内やクリスティーヌの揺れる心など丁寧に描かれていると思いました。

クリスティーヌの松本慎也さん、仕草とか綺麗ですねー。
なんだろ、キャー!ステキー!!きゅんっ!ていうときめきは湧かないんだけど私の中でマツシンさんは観る度に好きになるなー。
ジワジワ好きになります。

ファントムの山本芳樹さんもずっと仮面を被ってるから顔は全くわからないですがファントムの苦悩や切なさが伝わってきて心に凍みます。
ずっと人から愛されなかった孤独、そして目の前に現れたクリスティーヌへの愛に苦しむ姿は苦しんでいるんだけどどこかエロティシズムを感じるのです。


エリックのクリスティーヌへの一線を越えまいとする場面にやられました。

エリック、おそっちまえー!!と心の中で叫んだってば!ヽ( ̄▽ ̄)ノ
いやいやあの我慢するところにグッとくるわけですがね。

だから余計岩崎大さんのラウルが軽く見てしまうのね。
これは岩崎さんが悪いのではなく、ラウルに問題があるわけでもなく、エリックのなんともいえない魅力からくるんですね。岩崎さんは岩崎さんで素敵でしたよ。

ミュージカルでは味わえなかったこの物語の真髄を見せていただきました。
スタジオライフ、ハマる気持ちがわかりました。


あ、私はにいろひゃんにハマってますので浮気はしないけどねー。(いちいちうるさい?すみません。)
にいろひゃんは元気かな…。にいろひゃんにもまたこういった耽美な世界観のある舞台に出てもらいたいなーと。
準劇団員?ですもんね。
ちがう舞台を観てもなーんとなくにいろひゃんだったらどの役が似合うんだろうとつい考えてしまう私。

恋ですな!(^ー^)もういい?くどくてすみません。


公演は24日まで。
皆さんぜひ新宿シアターサンモールへGO!