わんばんこ。

今日は金曜日ですね。


昨日の木曜日の夜は、新宿御苑前にある、シアターサンモールへ

スタジオライフ公演「OZ(オズ」O(オミクロン)チームを観てきました。


先日の「ロマンサー」の日本ちょっと古い昔話のような雰囲気とは打って変わって、

今回は近未来SFファンタジー。


ざくっとあらすじ。

第3次世界大戦後、30年経っても世界はあちこちで戦争が行われていた。

ひょんなことから天才少女フィリシアを助けた傭兵ムトーの元に、ある男1019(テンナインティーン)が現れる。

彼は理想郷であるOZで暮らすフィリシアの兄、リヨンが作った機械人間であり、あらゆる経験値を積む毎により人間らしく成長するように設計されている。

1019はフィリシアをリヨンの元へ無事に連れていくことが使命であり、またムトーもフィリシアの護衛?の為に二人と共にOZへ向かう。

さて3人は無事にOZへたどり着けるのか、そしてOZで3人を待ちかまえるものとは?


この舞台も最後、私の涙腺崩壊。

涙、ちょちょ切れました。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


ムトー役の松本慎也さんがかっこいい!!こんな男っぽくて頼りがいのある男性役もされるんですねー。それでいて爽やかさは健在。

惚れるぜっ!惚れちまったぜっ!!о(ж>▽<)y ☆



フィリシアの及川健さん、声は男なのに(そう、スタジオライフは男性だけの劇団なのです。)しぐさとかかわいらしくて、素直でまっすぐなとっても魅力的は女性でした。


ムトーの部下のネイトの堀川剛史さんと1024の青木隆敏さんの恋の模様がとても色っぽくて舞台に一味もふた味も刺激を与えてくれてます。

それにしても青木さんの1024、あの色気はなんなんでしょうか。(・∀・)めちゃ艶やか。

本当に男性が演じてるとは思えなくなります。

あの女子力、私もほしいっ!!



1019の曽世さん、ところどころ、マトリックスのように体が後ろに反れて戻ったりするんですよ。

すごーい!!動きがホントに少し奇妙なんだけど人間に近い機械人間、という微妙な動きでそして

1019とパメラが入れ替わるところも絶妙。


いやー、OZ、観て本当に良かったな、と思います。


機械人間同士でも差別意識があったり、人間としての感情を手に入れたいと思うその気持ちもプログラミングされたものなのか、より人間になりたいと願う1019や1024の気持ちに切なくなったり。


そして今この現実世界でもどこかで戦争は行われていて、その軍事産業によって潤っている企業、国があり、それによって科学が発展したきたんですよ。

この当たり前のように使われているインターネットだって元をたどればアメリカの軍で使われていたものがソビエトと休戦になったおかげで一般人に公開されたものだったり。


でもやっぱり愛が一番だよね、ってこの舞台は思わせてくれます。

それでいいんだと思う。

一番の人間らしいものは何だ、と問われることがあるならば、「愛です。」と躊躇なく答えたい。


OZ、原作の漫画も読んでみたいな。


また一つ、大好きな作品が私の心のアルバムに増えました。o(^▽^)o



東京公演は3月12日まで。

その後、名古屋公演は3月20日、兵庫公演は3月22日、23日だそうです。


ぜひ皆さんも1019の純粋な心に胸打たれてください。


ではでは。(^∀^)/