3連休、終わってしまいます。
たったの3日間ですっかり骨抜きです。ふにゃふにゃです。
明日からまた会社という娑婆世界に戻れるのか?私、戻れるのか?あーもうすごい不安。
2~3日前にある方のブログでね、(いつもペタありがとうございます。そしていきなり自分のブログで意見言っちゃっう形を取ります。すみません。)
何回も舞台を観に来るお客さんに対して、出待ちで
「今日も素敵でした。」って言ったら
「お金の使い方、もっとあるんじゃないの?」って言われた役者さんがいたんですって。
その方のブログにコメントは残さなかったのですが、私もずーっと考えてました。
難しい。
そんな言い方ひどいわ!って思う方もいるでしょうし、もっともだわ!って思う方もいるでしょうし。
私は・・・真ん中だな。
長くなっちゃうかもですよ。それに言い方失礼なことになっちゃうかもです。気に障ったらごめんなさい。
ぶっちゃけて言ってしまえば、
1枚5000円~13000円くらいする舞台のチケット、同じ作品何度も観に来てバカじゃないの?他にあなた、やることないの?もっと自分自身のこと、やることあるんじゃないの?
超ごもっともです。拍手です。よく言った!でございます。
これが世間一般の意見です。だと思うよ。贅沢なことしてるよね、実際。
でもね、舞台ってそういうものでもないと思うの。
お昼の部で観たからじゃあ同じ日の夜の部でまったく同じかと言ったらそうじゃない。
同じ衣装、同じ空間、同じセリフでもいろんなことが違って見えたりするんだよね。
きっと演じてる役者さんだってそうでしょうし、見ている私達だってそう。
それは別にアドリブが違ったとかミスがあったとか、そういうことではないの。
劇場全体の空気から生まれる何かで全然違ったりする。
どっちがいいとかではなくて、舞台は映画と違って毎回が違う。見てる席の角度でだって違う。
初日、中日、千秋楽で演技がどんどん進化する人もいるし。
まさに舞台は生もので生きて呼吸してるんだって思う。
だから仕事がんばって交通費かけて、時間かけて劇場へ行くんだよ。
大げさに言えば人生の一部分を削ってその場所へ行くんだよ。(大げさすぎてキモい。)
だからその役者さん、それを自らの口で言った時点で「私はいついかなるときも判を押したように同じ演技しかできません、進化しませんよ。」って言ってるのと同じだと思う。
残念です。まあ、誰が言ったかは知らん。知りたくもないけど。
それにその役者さんだって悪気があって言ったわけではないかもしれないですしね。
一枚のチケット、決して安いわけじゃないから大丈夫?って心配してくれてたのかもしれないし。
人それぞれのペースがあるからいいんじゃないかな。ホント、そう思います。
たくさん観に行ける人は行ったらいいと思うし、それで充実していてその人が幸せならいいんじゃないのかな。
あんまり他人がどうこうしようがそうそう関心ないし、その役者さん、ホントは心配してくれてるいい人なのかもですよ。
私は1作品、どんなに好きでも3回までって自分の中でルールを決めてるけど(ときどき破るけど。)、やっぱり見るたびに新しい発見があったり、日常では考えないような問題を自分の中でものすごく考えたり想像したり、そういう時間って私の中でとても大切だなって思ってる。
ただミーハーに観てるだけじゃないんですよ、こう見えても。(バカ面だけど。)
まあ、日常も充実してなくちゃ快く観劇できないでしょう?
だって自分自身や家族の誰かが病気だったりしたらそれどころじゃなくなるもん。名古屋、帰らないといけなくなるじゃん。
劇場に行けることにも感謝。一期一会です。楽しまなくちゃ。
それにね、母の友達で山口祐一郎さんが大好きだった方がいて、私もかわいがっていただいたんですけど、2年前にガンで亡くなったの。
でもね、その方、「祐さんに会いたいわ。ドキドキしちゃう。」ってエリザ、たぶん体調よくなかっただろうに舞台、観に行ったの。
その為に抗がん剤で抜けてしまった髪を隠すためにかつら作って。「祐さんに会えるからおしゃれしなくちゃね。」って。
出待ちでハイタッチできてすごく喜んでた。たったそれだけのことなのにすごくかわいく笑ってたよ。
エンターテイメントの力ってそういうことなんだと思う。たった一瞬の出来事でもその人の一生の思い出になるんだよ。
よし、ふにゃふにゃな私に喝!自分自身のこともちゃんとしなくちゃね。
明日からまたがんばろっと。
長々とよくわからないブログですみません。ま、そんなとこです。
ではでは。