アカデミー賞を取る前から興味があって、今日行ってきました。
ざくっとあらすじ。

イラク・バクダッドに爆発物処理班として配置される兵士を描いた作品。

ざくっとしすぎ?(°∀°)b

ものすごい観るときに覚悟がいる作品だな、と思いました。
アカデミー賞監督部門では元夫婦で「アバター」のジェームズ・キャメロンとこの「ハート・ロッカー」のキャスリン・ピグローの対決でも話題を呼びましたね。

いや、断然こっちでしょう。
アバターもとってもよかったけど、あくまでもファンタジーとして観ることができますが、
こちらはかなりリアルに戦争現場を描き出していて、途中、あまりのリアルさに気持ち悪くなって目をつぶってしまいました。

こんなことが本当にこの世界のある地域では行われているんだな・・・。

そういえば、ある元自衛官の人が話してるのをある公演で聞いたことがあります。
訓練としてある兵器を持つ、訓練する。
そうすると使いたくなる。
そして、今度は訓練だけじゃ物足りなくなる。
そして、人にその兵器を向けたくなる。
どんどん善悪の神経が麻痺してくる。
あるときふとそんな自分がどうしようもなく怖くなって自衛官を辞めたと・・・。

人間も洗脳されると自らも兵士になりうるのです。
以前ベトナム兵が書いた本の感想を書いたブログです。
よかったら読んでみてください。
  ↓
http://ameblo.jp/r-kimkim/theme2-10009363233.html#main

もちろん映画では描ききれない、お互いの国の宗教感や倫理観に培ってきた歴史があるのもわかります。
でもやっぱり思うのです。
戦争や争いごとのない平和な地球になりますように。