ジャッキーが死んじゃった。

そう思っていたらヒョコヒョコっとジャッキーそっくりの犬が家の中に入ってくるではありませんか。

あれ?ジャッキー?
死んでないの?

大型トラックだったことが幸いしてちょうど下に潜り込んだ状態になって助かったんです。

またまた泣いて大喜び。

ちょうど一部始終を見ていた近所の人も来てよかった!よかった!とみんなでまたまたまた大喜び。

でも、命は助かったのですが、それからときどきテンカンのような発作を起こすようになってしまいました。

とにかくいつも一緒にいて、お菓子も私とジャッキーで半分こ、朝は起きない私に飛びかかってきて起こしてくれ、泣いているときはどうしたの?と言わんばかりに頬を舐めてくれて本当にもう一人の弟のようでした。

ある日、とうとう別れの日がやってきました。
私が友達と会っていると母から電話が。
「ジャッキーがいつものように発作を起こしてるけどいつもとは違う。もうダメかもしれない。」と。

急いで帰るともうすでにジャッキーは息を引き取っていました。
触るとまだ温かい。
まだひょっこり起きてくるような気がしますが2度目の奇跡は起こりませんでした。

またまたつづく