追いつめられるシモンとヴァリエ。

二人は死を決意します。(本当に死んじゃうかは内緒)


実は、連日続けて出待ちしたんです、私。

(出待ちの話って本当はブログではタブーだと思うんですけど、今回は許して下さい。)


2日目のとき、新納シモンと、松本ヴァリエに同じ質問をしたんです。


「シモンとヴァリエはいつ、死を覚悟したのですか?」


松本慎也さんはあそこの場面です、って教えてくれたけど、

新納慎也さんは(そうなんです、二人ともお名前一緒なんですよ~)は

私が「あそこですか?」って聞いたら、

「もっとずっと前だね。わかるにはまた見にきて。」って言われたんです。


私が考えた結果、新納シモンと松本ヴァリエの死を覚悟した時が違うんだな、これが。


昨日、わかっちゃったんだな、シモンの覚悟の時が。

そう思うとまた二人の愛の重みか一層深く感じられてきました。


(自己満足で完結しちゃってごめんなさい。)


今回トリプルキャストで

岩崎大さんシモンと村上幸平さんヴァリエのSOUチーム、

新納慎也さんシモンと松本慎也さんヴァリエのFEUチーム、

仲原裕之さんシモンと三上俊さんヴァリエのTERチームです。


私はSチームとFチームを見たのですが、

役者さんの役の解釈の違いによって、セリフが全然ちがう意味に感じられたりします。

本当に面白いです。


また、ちょっと感想であまり出なかったのですが、

シモンを愛するリディアンヌのせつなさがこれまた見る者を悲しくさせます。

ミュージカルは歌に乗っかっていくので、感情の差が出にくいのですが、

こうしたストレートプレイは役者さんの力量とか解釈の仕方とか、

また観客の見方などでずいぶん違う舞台になることを改めて感じました。


新納リディアンヌ、美しいです。私、女として負けた・・・。

また山本リディアンヌも切ないです。

どちらも必見です。



というわけで、LILIES、見たくなったでしょう?


東京公演は今日千秋楽でしたが、

7月18日~19日、新神戸オリエンタル劇場が大千秋楽です。

関西方面にお住まいの方、ぜひ足をお運びください!