寒中見舞い・余寒見舞いとは
「寒中見舞い」「余寒見舞い」は、厳寒期に相手の健康を気遣う便りを出し
お互いの近況を報告しあう、季節の挨拶状です。
「寒中」とは二十四節気の「小寒(しょうかん)」と「大寒(だいかん)」にあたる期間です。
寒中に相手を見舞う書状なので「寒中見舞い」となります。
松が明けてから、大寒の最後の日である「節分」までに送る慣わしがあります。
「節分」が過ぎれば「立春(りっしゅん)」です。
立春からは暦の上で春になり、春になってもまだ寒いので「余寒」となります。
書き方の基本
寒中見舞い・余寒見舞いは、季節の挨拶状のひとつです。
特に決まった形式はありませんが、一般に
季節の挨拶
「寒中お見舞い申し上げます」「余寒お伺い申し上げます」などの決まり文句
↓
先方の安否をたずねる言葉/自身の近況を伝える言葉/先方の無事を祈る言葉
↓
日付
のように書きます。
「拝啓」などの頭語や、「敬具」などの結語は不要です。
日付は「○○年○月」のみでもかまいません。
喪中の相手に出す場合は、賀詞やおめでたい言葉は避けましょう。
言葉の例
寒中見舞
・本格的な寒さを迎える折、皆様にはお障りございませんか。
・この冬の寒さは格別ですが、御地のご様子はいかがでしょうか。
・寒さ厳しき折柄、くれぐれもお体を大切にお過ごしください。
・厳寒のみぎり、皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます。
余寒見舞
・立春とは名ばかりの寒い日が続きますが、お元気でいらっしゃいますか。
・余寒厳しき折、○○様にはいかがお凌ぎかと案じ申し上げております。
・本当の春が待ち遠しい毎日ですが、どうぞお元気で過ごされますよう。
・時節柄、御身お大切に、ますますご健康でご活躍のほどお祈りいたします。
などがあります。