母が朝からピアノを弾きだした。
遠慮深いキュータンは困っている。
入っていいものかって。
でも、入りたい。でも入れない。
キュータンは悩んでいる。
しばらくすると母がピアノを
弾きながら肩を揺らし歌を
歌いはじめた。
小柄な人だがジェスチャーも
でかく、妙に甲高い声で
更に左右に揺れるから
キュータンはすごい形相
で見ている感じだ。
40分ほど経過して突然
やめた。
キュータンは母と入れ替わり
部屋に入って行った。
妙に身体をなめたり、尻尾
をパタパタしている。
なんか、挙動不審だ。
キュータン…40分
今日はご苦労様。![]()
