それは眩しいが

羨ましくはない

その光の中を

私は歩いてきたんだ

だからこそ ここにいて

だからこそ 君という

大切な宝物が



ここに
気持ちが地面に焼き付く瞬間をあの日 見た



花を散らすことも出来ずジリジリとしずくが

心を決めかねて ジリジリと宙にゆらめく



燃え尽きることも出来ず

膨らむだけ膨らんで








出来るだけ揺れないようにってしてたのに

なんて客観的に

指先からいなくなる



せめてその

最期の熱を

きらめきを



しっかりと見届けよう
ふと外に出ると、輝くような日差しのなかで

ほころぶ花々に
萌ゆる若葉に

目を奪われ
思わず足を止めたい衝動に駆られ

見つけるたびに振り仰ぎながら
目的地へ向かうためどうにかペダルをとめずに進むので
精一杯です。



被災地のとある小学校で

植木鉢はみな倒れて転がり
葉が泥にまみれてはいたものの

その葉に包まれるようにして
チューリップのつぼみがふくふくと息づいていたそうです。

卒業生に贈るために育てていたそうです。

被災地で、卒業式を中止しているところもあるようだけれど、出来るだけのことをしている様子も流れてきます。

耳に覚えのある歌が聞こえてくると、ぐっと胸を突かれます。



ここを越えよう、と思うと、何か壁が目の前にあるような気がして苦しくなるので

ここから、また歩いていこう、と思えたら…

自分のペースで
時には休みながら。

自分の出来ることを見つけながら、進んでいけたらなと思います。