体のことを考えると

いつどうにかわからない状態の私ですが

 

一応、現時点ではそれなりの普通の生活を送っています。

その生活といったら、自分でも驚くほど地味で退屈で

判で押したような同じ毎日を送っています。

 

朝起きると、まず布団の中で瞑想をします。

それからやわやわ立ち上がり、まず洗濯機を回し

歯磨き、洗顔を終えると、ヘルスメーターに乗って体重測定。

 

一時、体が異常に浮腫み、それほど食べないのに体重は増加しましたが

いまは利尿剤と毎週行っているリンパマッサージのおかげか

大体〇〇kgを維持しています。

十年ほど前の体重と比べると10kgくらい痩せました。

病気のせいもあるけど、やはり歳のせいもあると思います。

前より食べられなくなったし、人間は歳を取ると自然に痩せていくような気がします。

ですが、体型は重力に沿って、下半身に肉や脂肪が移動しますね。

自分ながら、自分の姿がまじまじとは見られない。

 

体重測定を終え、父母姉の遺影が置かれた仏壇をお参りし

夫が作ってくれたブランチのテーブルセット。(夫は毎日2食食事を作ってくれています)

ふたりで食事をし、食後少しくつろぐ。

 

その頃には、洗濯が終了していて、それを干す。

洗濯物を干した後は、食器洗い、レンジ周りの掃除。

 

天気が快晴なら、布団を干す。

今の時期、それでびっしり汗をかいている。

汗をふきながら、ここで、ひとやすみ。

これで午前の部、終わり。

 

くつろいでいると、いつのまにか居眠り。

食事をした後、どうしても眠くなる。

知らないうちに30分くらい寝ていることが多い。

時には1時間は寝てしまったりしている。

 

目が覚め、「よいしょ」と自分を叱咤激励し

全室に掃除機を当てる。

掃除は物を動かさず、円くサッとするのは毎日だが

物をすらし、きちんと隅々まで掃除をし、モップを掛けるのは、3日1回くらいかな。

所用がある時は、きちんと掃除はスルーする。

 

トイレは、排便の都度、ついで行い

玄関は気が付いた時に、時々箒を当てる。

 

天日干しした布団は、時折、前と後ろと向きを変え

乾燥が均等になるようにする。

布団を取り込み、枕カバーを洗濯したものに取り替える。

 

今の時期だと、夕方になる前に、洗濯物が乾くので取り込む。

雨の日は、ベランダに干し、戸を閉め、ベランダの中で除湿器を作動させる。

 

午後5時頃になると、夫が「腹が減った」と食事のサインをする。

夫は、なんでもサッサとつくる料理上手。

煮物などはブランチと平行して作り、冷蔵庫などに保存し

夕食にあてたりする。

我が夫ながら、ほんとによくできた料理男子である。

 

ふたりで夕食を済ませ、その後はまたもや睡魔に襲われる。

緊張感のなさがなせる業としか考えられない。(恥)

またもや小1時間ほど寝てしまう。

 

起きて食器洗い、レンジ周りの掃除を済ませ

自分の部屋で家計簿をつける。

家計簿はネットで加入している家計簿アプリで入力している。

それが終わると、ネットサフィンしたりブログを書いたり

日記をつけたりする。

 

再びリビングに戻り、録画したものを

約2時間分を鑑賞する。

その後、シャワーを浴び、就寝。

 

こんな感じの毎日を飽きもせず

過ごしています。

 

まー、所用が多かったり、長引く時は

家事の一切をしない時もありますが。

 

こう書くと「のんびりした生活だな」と思われるかもしれませんが

私としては、これで精一杯。

一日が終わると、結構くたびれます。

 

15年前までは、精力的に仕事をし

手抜きはしていたものの、家事もそれなりにこなしていたのが

不思議です。

まー、若く元気だったし、、野心たっぷりの強欲な仕事人間でしたからね。(笑)

 

他の人からみると

のんびりしたラクチンな生活をしているように思われるかもしれませんが

私的には、これでもめーいっぱい。

 

体調が悪かったり、入院して、家事ができなかったりすると

家事ができた生活が恋しくなります。

 

仕事人間の時は

取材や打ち合わせで、あちこちを飛び回り

夜は、取材記事やコピーづくり、企画書の作成などでよく徹夜もした。

そんなタイトな仕事生活だったが、それでもかと

趣味のウォーキングやヨガ教室、カルチャー教室での受講もしていた。

その受講の延長で、バリやインドにも出かけた。

ミステリーの講座で知り合った人とパリやロンドンにも出かけた。

トレガーアプローチの資格を取るためにサンフランシスコへも飛んだ。

 

あの時の多忙な生活を思い出すと、懐かしい気もするが

いま、またそんな生活をしたいとは思わない。

病気になってできないのもあるけど

そうでなくても

いまのような静かな生活をいたく気に入っている。

 

私の人生の道のりで

ある時を境に「動」から「静」にシフトする分岐点が

あったのではないか、といまそんな思いがします。

 

退屈で静かな充実した生活。

いつまで送れるのかな。