テレビで観た映画の感想話。
いまの季節のように湿っぽい感想が続いたので
少し気分を変えて痛快な映画の感想を書きます。
その映画は、ジュディ・フォスターが監督をし
ジョージ・クルーニ主演の「マネーモンスター」という
2014年に封切りされた話題の映画です。
財テクを娯楽番組のノリで放送する番組で
MCを務めるジョージ・クルーニ。
その番組の途中で、一人の若い青年が番組に乗り込む。
そこでジョージが軽いノリで勧めた株を購入したものの
株価が急落。
全財産を失った青年は、ジョージを恨み
その責任を世間に知らしめるために
生放送中のスタジオをジャックする。
ジョージは青年にピストルを突き付けられているため
青年の言うことを聞くしかないのだが
指示をおくる元妻でありディレクター(ジュリア・ロバーツ)が
株の暴落を調査。
はじめは、異常な急落はアルゴリズムによるバグが
原因とされたが
調べていくうちに、本当の原因は株を公開している会社の
CEOの仕業だった。
カメラはその様子のすべてを全国に知らせる。
全容が明らかになるが
乗り込んだ青年は、恋人に愚かさを批判されたことで
自殺する。
まー内容はこんな感じです。
アルゴリズムとはコンピューターで
問題を解くための手順を定式化したものですが
株価の予想でもそれが利用される。
しかし計算速度があまり早すぎてバグが起こっても
コンピューターは、限度を超えたものは排除するという。
こう聞きかじったものを、よくわからず書いてしまいましたが
要は、コンピューターは突飛なことはしないということなのかと
理解しました。
やはり主犯は、人間なのです。
自由に勝手に生きるのはかまわないけれど
それによって、多くの人々を巻き込むのは
いただけないですね。
世の中には、自分の手を汚さないで
権力と財力を利用して、水面下でそんなことをやっている人も
多くいます。
私は株価の差で利益を得る
いわゆる不労所得の類はあまり好きではありません。
世の中、ITとかAIとかうるさいですね。
仕事もしないで年金生活を送っている私は
こんなことを言える立場ではありませんが
やはり、しっかり物をつくって
それを流通させることが本道だとするのが
健康な世の中だと思います。
額に汗して、一次産業、二次産業で働く
日本の若者、もういないのかな?