血球値が上がらず、4/27に退院し

巷の方々と同様に、10連休での自宅でした。

 

そして連休明けの血液検査で

 

数値が上がってきているものの

上がり方が非常に遅いので

この状態で、次の抗がん剤を投与すると

血球の回復は、今回同様遅いのでは?


実際、治療と治療の間が

あまりに開いてきているので

治療効果も期待できず

副作用で体を痛めつけるだけになってしまう。

それでは何の意味もない。

幸い、3回の投与でガンは消滅しているので

今回は、これで抗がん剤治療は

中止にしましょう。

 

と医師に言われた。

 

ガンは消滅したものの

これまで私は10回も再発している。

 

もしこの後、再発したらどうなるんですか?

と尋ねると


医師は「う~ん」と言い、言葉を詰まらせた。

正直、これまでありとあらゆる抗がん剤を

投与してきた。

それによって、打てる抗がん剤も

少なくなった。

それに加え、血球の回復も非常に遅い。

いまのところ、打つ手は考えられない。

 

なので、実際再発した時に

対策を考えましょうと。

 

これを聞いた時

私は次再発した時は

死を覚悟しなくてはならないのか

と思った。

 

家に帰ったものの

体の衰弱は自分でもよくわかる。

ちょっと動くたびに、息切れがする。

足のむくみもひどい。

 

抗がん剤治療を受けている最中は

副作用はあるものの

期間中は、ガンは増殖しない。

 

しかし、体力の回復と同時に

潜んでいたガンも元気になっていく。

 

そんな恐怖は、治療終了後

いつも感じていた。

 

そして、いまもそうだ。

 

これまでは入院3週間。

一時帰宅1週間の

ローテーションを組んでいたため

1週間の在宅の間

タイトなスケジュールで

家の所用を済ませてきた。

 

しかし、いま1週間後に

入院することはないので

あわてて所用を済ませなくてもいい。

そうは言っても、私の体のことだから

いつ突然症状がでて

緊急入院ということにもなりかねない。

 

落ち着かない。

 

そこで、改めて思うことにしている。

人間誰しも、いつ死ぬのかわからない。


だから一日一日を大切にして

生きよう❗


そんな空元気で

自分を戒めるような

思いを新たにしている。


最後まで

自分の体の力を信じて

生きよう。


そして

私には、応援してくれる

愛する人々がいることを実感し

心強く思っているのも確かで

幸せを感じている。


精一杯生きないと

愛してくれる人々にも失礼だ。


明日も一生懸命、生きますね❗