私の間違った情報の伝達で
サロンにやって来た人。
研修生時代にモデルになってくれた人。
純粋に口コミで来てくれた人。
ワークが気に入って、リピーターに
なってくれた人。
と、なんやかんやで
私にもそれなりの顧客が増えてきた。

仕事は楽しかったし
日々、得られることも多くあり
充実感を感じていた。

しかし、人生はそんな単純には
いかなかった。

ある時、体に違和感を覚えるようになった。
すぐに感じた。

あぁ、ガンが再発したのだ❗❗

予感は的中した。

高熱が出て、背中に激痛が走った。
即、入院である。

その後、一年半のサイクルで再発。
入退院を繰り返した。

ガンになる人は、
ふたりにひとりと言われる昨今だから
ガンになることは
ことさら珍しいことではない。
治れば職場に復帰する人も少なくない。

だけど、私はもうこの仕事は
できないと思った。

なぜなら、人の体と心を扱う仕事だからだ。
ガンを持つ医師が
再び医療の現場に立つ話は
聞いたことがあるけど
彼らは、知識と技術のエキスパート。
前頭葉と経験、センスで仕事をこなせる。

しかし、私のように、自分の生命力と
相手の生命力の融合による
心身の統合を図ることを目的とする仕事は
少なくても、誘導する施術者が
それなりのエネルギーを持ち備えていないと
いけない。
いまの私には、それがない。
顧客にも失礼だ。

ということで、ガンから起死回生してから
開いたサロンを3年で閉じることにした。

ただ、私は体内を巡るエネルギーの存在は
感じていたので、仕事とは別に
私のワークを受けたいという知人や
エネルギー的に繋がりたいと希望する人とは
体調がいい時にセッションを行っている。

ということで
サロンを閉じることにしたので
「私見❗トレガー・アプローチと私」のテーマは
今回を持って、最終話とさせていただきます。

今後は、「病気とのつきあい」や
「体を感じて、体にきく」のテーマで
いろいろお話をしようと思っています。

改めて言いますが
トレガー・アプローチは
ソフトなタッチで、繊細で
それでいて体の奥深いところまでに働き
心との統合も図る素晴らしいワークです。

私はトレガー・アプローチに出会って
感性のすごさを知り
その広がりを認識することができました。

自然な自分を知りたい。
自然な自分になりたい。
と思う人に、トレガー・アプローチは
ぜひお薦めしたいボディ・ワークです。

それでは
「病気とのつきあい」「体を感じて、体にきく」
のテーマでまたお会いしましょう❗❗

よろしくお願いいたします🙇