レベル2の講座を終え
レベル2のクリアを目指し
さっそく、練習に取りかかり
レポートをまとめた。
審査するS氏にアポを取り
前回同様に、S氏の大阪事務所で
審査を受けた。
太鼓判ではなかったものの
かろうじて合格のサインを頂いたように思う。
この時から、私は勢いがついてきた。
ついてきたと思っていた。
プロへの道もそう遠くない。
トレガーに興味を持ったことが
取り組む発端になったのは間違いないが
趣味やカルチャーのつもりは全くない。
私はどこかの富裕層のセルブでもない。
これまで、受講に、かなりの出費もしてきた。
ビジネスにしないことには
これからの生活もままならない。
レベル3をクリアして
早くプロにならなくちゃと、焦ってもいた。
一緒にレベル1を受けた20人の同期生のうち
その時私のようにレベル2をクリアした人は
4人しか残っていなかった。
途中でやめた人、自分のペースでゆっくり取り組みたいと考える人などがいた。
トレガーの講座は、毎年定期的に開かれているわけではない。
高度な技術が求められるインストラクターは
トレガーが世界で広まっているとは言え
インストラクターの数は、まだまだ少ない。
日本には、まだインストラクターがいない。
日本で講座を開催するには
海外からインストラクターを呼ばなくてはならない。
当然のことながら、そのための経費がかかる。
そのため、ある程度の受講生が集まらないことには、開講できない現実がある。
私は短期間で受講し、
一刻も早くプロになりたかった。
どうにかできないものかと、
S 氏に相談すると、私のような考えの人が他にもいて、この際、本場のアメリカで受講してはどうかと言う提案がなされた。
最初、アメリカ❗と思ったが
早くクリアしたい気持ちが先攻し
渡航費など多額の経費がかかるのを承知で
アメリカで受講することにした。
成田空港には、同期で一緒に参加することになったK子さんと同乗。ロサンゼルス経由で
会場地であるサンフランシスコに向かった。
空港では、通訳も務めてくれるS 氏が
迎えに来てくれていた。
次回につづく。