レベル2の講座が終わった。
この会場では、引き続き解剖学の講座が行われる。
受講生は、レベル2のみを受講する人、解剖学のみを受講する人、私のように両方を受講する人などさまざまだ。
レベル2の後、解剖学の講座が行われることになっていた。
ただ、ふたつの講座は引き続き行われるのでなく、講座の間に2日間の空き日が設けられていた。
この2日間は、レベル2と解剖学をセットで受講するものだけが残った。
残ったのは、インストラクターとサポーターとあとひとり(誰だったか覚えていない)と私の4人だったように記憶している。
その1日をインストラクターを除く3人で
戸隠神社を参拝することにした。
ついこの間起きたミラクルな出来事によって
残念ながら花粉症については、全快とはいかなかった。
戸隠神社の鳥居の前に立つと
凛とした空気に包まれた。
両脇に聳え立つ木々の間の参道を歩いて行くと
辺りは所々に雪が残っていた。
空気が美味しく、気持ちがよかった。
気がつけば、花粉症の症状が緩和していた。
大きな木を抱えると、木の中で流れる水の音が聞こえ、命の鼓動を感じた。
頂上に奉られている奥社に着くと、青く聳え立つ後立山の稜線が視界を広げた。
なんと美しい❗
その時は、花粉症の症状は、全くと言っていいくらい、消えていた。
奥社を参拝して、下山。
車に乗り込むと、再び花粉症の症状が
現れてきた。
なぜかわからないけど
自然の命が、私たち人間という命に
何らかの作用を働らかせたのだと
思わないではいられなかった。
次回につづく。