どんなに気持ちいいワークを提供しても
受けた相手から報酬を受け取ることはできない。
つまり、こんなにも気持ちいいワークを
私はタダで受けたのだ。
私はそれが申し訳なかったけど
もう一度、このワークの素晴らしさを
確かめたくて、再度施術をお願いした。
つだっちは快諾してくれた。
私は再び、白山を望むつだっち宅を訪れ
ワークを受けた。
ワークは前回同様、気持ちよかった。
ただ正直、前回のような衝撃な感動はなかった。
しかし、冷静になった分、分析はできた。
つだっちの手の感触はあくまでソフトで
押し付けがましさがなかった。
逆に、軽く触れることによる誘導を感じた。
体の状態をより引き出すために。
それは、まるで私の体とつだっちの手が
会話をしているような感じだった。
これまで体験したマッサージのように
与えられるものとは、全く違うのを感じた。
こんな不思議な手技を、
私もマスターしてみたい。
と、強い衝動にかられた。
そこで、つだっちに、このワークは
私も受けられないものかと尋ねた。
ちょうど、今春神奈川で
講座が開かれるという。
猪突猛進を自認する私。
それに乗らないはずはない。
次回につづく。