トレガーアプローチは、素晴らしいワークです。
現在、私は日本トレガー協会のメンバーではありませんが、その魅力を充分に知っています。
これから私が語る内容は、たぶん独断と偏見に満ちていると思うので、私見として受け止めてもらえて、理解していたたければ有り難いです。
それでも語らずにはおれないほど、
トレガーアプローチは、
魅力的なボディワークなのです。

私は、思い込みの激しい性格です。
一度これと思った時には、すぐに突っ走り
猪突猛進します。

最初の猪突猛進は、27歳頃だったと思います。
それまで私は一般事務の仕事をするOL でした。
仕事そのものには、とりたてて不満はなかったのですが、これからの人生、このままでいいのだろうか?と
ある時、疑問を持つようになりました。
30歳を前にして、生き方を変えたいと思いました。
じゃ、具体的に、何がしたいのか、何ができるのか、いま何が求められているのか、考えてみました。
私は、褒められたら木にも登るタイプです。
小学生の時に書いた作文が褒められ、
以来、文章を書くことが好きになりました。

そうだ❗私は文章を書くことが好きだ。でも文才はない。作家になるのは無理としても、いま注目されているコピーライターにはなれるかもしれない。社会的にもこれからの需要もありそうだ。と思い、すぐに行動に移した。

OLをしながら、通信教育によるコピーライター養成講座を受けた。平行して、広告プロダクションに積極的にアプローチした。
しかし、現実はそう甘くない。
即戦力が求められる広告業界。
何の技術も経験もなく、
ましてや育てるには、そう若くない。
面接する会社にことごとく断られた。
諦めかけていた矢先、ある広告プロダクションが、拾ってくれた。
それからは、猫まっしぐら。
なりふり構わず、技術習得とセンス磨きに
心血を注いだ。
それから約30年。
コピーをつくり、雑誌の記事を書き、旅行誌の取材や編集に携わった。
仕事は忙しく、ハードだったが、すこぶる楽しかった。
そして、ある時....
この後のことは、次回につづく。