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大河ドラマで浮世絵が注目されていて

嬉しい限り。
昔から浮世絵は好きで、といっても

ウンチクを語れるほど詳しくはないけど

でも小布施の北斎館に行くくらいは、好き。

(明確な物差しじゃなくて、

   わかりにくいですね。。。)


浮世絵好きのルーツをたどると、たぶん

「ボストンで見つかった北斎展」(1987年)

になると思う。

母に連れいていかれたこと、

そりゃもうすごい人並みだったこと以外は

展覧会そのものの記憶はないけど、

道徳だったかの教科書で

岡倉天心とフェノロサのことは知っていて

日本のことを海外の人たちが高く評価してた

ってこういうことだったのか、と、

浮世絵にアンテナを張るようになったかな。

やがて印象派を知り、

「ジャポニズム」を知り、

アールヌーヴォーを知り、

世紀末ウィーンを知り、

そして、

やっぱり日本かぁ、

と私の美術的志向はここに着地する

気がする。


西洋人が浮世絵に衝撃を受けた主な要素は

構図にあり、と聞くけれど、実はこれ、

普段の生活にも使えると思うんですね。

写真をとるときに浮世絵を意識すると

いい感じになります。


話がちょっとそれたけど、

私の好みは歌麿より北斎。

北斎は毎朝起きると絵を描いていたそうで、

それって毎日必ず文章を書く作家や物書き、

毎日かならず楽器や歌の練習をする

ミュージシャンとかと同じ匂いを感じます。

本当にすごい人って、

凡人には見えない小さな努力を、

まるで息をするかのように

さらっとやっていらっしゃる。

そういうのが垣間見えると感動と尊敬と、

もう、なんだかわからないけど

とにかく好きになるのです。


そんな北斎が「かなわない」と言っていた

のが娘の応為だそうで。
実物を見た中で一番好きな絵が

葛飾応為「夜桜美人図」です。

たぶん。
応為の肉筆画で、灯篭のあかりに照らされて

闇の中に浮かび上がる娘と桜が幻想的で

なんとも美しいのであります。

ずっと見てても、

何度見ても飽きない。

見るたび新しい発見があり、

ため息が出ます。

これを所蔵しているのがメナード美術館で、

ときどき見られるのがほんとに嬉しい。

今の企画展、展示替えがあるので

応為ちゃんに会えるのは8/17まで。

(秋は映画館に会いに行くのかな。。。)


他にも舟越桂の絵本「ピノキオ」の原画も

あったりして、楽しいです。

もちろん、舟越桂さんは彫刻も展示

されてます。

「長い休止符」、これ、弦楽器奏者には

たまらんのじゃないかなぁ。

あつらえられた小部屋の中で

やっぱりずーっと見入ってしまうのです。