おはようございます
内藤です

 

第140回のテーマは
「トップスピン攻略」

 

今期のテーマ
トップスピン

 

今週はバックハンドストロークですね

 

守備がテーマのときの
ループボールとほぼ同じ注意点です

 

よりラケットヘッドをクッと効かせていきますが
同じイメージで問題ないでしょう

 

3ヶ条はそのときのものを見返しておいてください


今日はトップスピンの攻略
というか、まあ要するに返球

 

皆さんね
トップスピンを打つのはなかなか上手なんです

 

ただね
返すのが・・・

 

打つは打てるけど
打たれたらお手上げ

というのはいただけないですね


いつも言うのですが
何のショットでも
そのショットを極めるというのは

打てて50点

 

そして
そのショットをきちんと返せる
対応出来てもう50点

 

でも大体の人がね
打つ方にしか目がいかないんです

 

トップスピンの話をしていても
どうすれば質の高いスピンが打てるようになるか

そればかりで


どうすれば質の高いスピンを返球出来るようになるか
まで考えが及んでいる人がいないんです

 


試合でもね
自分が打つと
相手も打ってきます

 

スピンもスライスも
ドロップショットも
ストレートもロブも

対応する術を身に付けてから使わないと
自分が打ったショットによって自分の首を絞めてしまいます

 

そういうわけで

 

トップスピン攻略3ヶ条
(ストローク)

 

1.判断を早く

 

まあ、これですね

 

スピンを打たれたときにね

「うわっ、スピンが来た」

ってね
感想文を述べている人が結構いるんです

 

その時間すら無駄です

 

スピンはバウンド後に跳ねてくるので
判断が遅れると致命的です

 

何の判断か?

 

下がるか
ライジングか

 

この判断を素早く
出来れば的確に

 

勢いがあるボールに対しては
勇気を持ってライジングを選択しましょう

 

下がろうとしても
下がり切れずに中途半端な返球になりますからね

 


2.短く打つ

 

これはライジングのときです

 

ライジングで打つとボールは上に飛びます

トップスピンもラケットに当たると上に飛び出します

 

トップスピンをライジングで打つと
かなりボールが飛びます

 

打点が少しでも遅れると
さらに上に飛びやすくなります

 

なので
短く打つ意識を持ちます

 

フラットで打ち返すときも
スライスで上から抑えるときも

体の開きを抑えて
ベースラインまで届かないように
しっかり打ちます

 

短く打つといっても
しっかりは打ちましょう

 

そろっと打つと
抑えきれずにボールが浮いてしまいます

 

グッと力を入れて
サービスラインの少し奥くらいに
打っていきましょう

 


3.おりゃー!っと打つ!

 

これは下がったときですね

 

スピンは跳ねてくるので
下がり切って踏み込んで打つ
というのは厳しいです

 

ベースラインのかなり後方から
体重を乗せ切れずに打つことになるので
丁寧に打ち返している場合ではありません

 

後ろからだから
何とか丁寧に
コントロールよく
なんてしていると
力のない浮いたボールになってしまいます


何とか軸足(フォアの場合は右足)だけは決めて
思いっきり「オッラァー!」って豪快に打っていきましょう

 

しっかり全身を使う
とかそんな意識もいりません

 

とにかくおりゃー!っと
スピンをやり返します

 

フラットで打つと飛んで行ってしまいますからね

 


以上 スピン攻略3ヶ条

 

まあ、そんなに大したことではないですが
返球についてもしっかり整理して
打たれても問題なくしておきたいですね

 


今日は判断を早く
判断を早くすれば行動が早くなる
正しい判断より
早い判断
素早い決断
を意識しましょう!