おはようございます
内藤です

 

第136回のテーマは
「フォアスピン(足元)3パターン」

 

今週のレッスンテーマ


フォアのトップスピン
ボレーヤーの足元
短く打つのがテーマです

 

先週はロングラリーだったので
球足を長く
球質も良くすることが求められましたが

 

今週は
ボレーヤーの足元にさえ行けば何でもOK

 

低い位置でボレーをさせれば
攻撃されることもないし
ミスを誘うことも出来ますね

 

では
いきましょう

 

フォアのスピン(足元)3ヶ条

 

ではなくて・・

 

今回はちょっと趣向を変えて

3ヶ条ではなく


3パターン

 

3つの方法
3つの打ち方を提示します

 

状況によってどの打ち方をチョイスするかが
重要になってきます

 

引き出しは多い方がよいので
3つとも出来るようにトライしてみましょう

 


1.コンパクトにスイング

 

ボールを短くしたいので
スイングも短く

 

一番分かりやすく
しっくりくるかもしれません

 

コンパクトにするのは
テイクバックでも
フォロースルーでも
どちらでも構いません

 

フォロースルーをコンパクトにする場合は
少し左に巻き込むようにスイングしてもOK

 

先週はボールを長く
勢いよく飛ばすために
フォロースルーは大きく
スイングはインサイドアウトに

と言いましたが


短く打つ場合は巻き込んでもOK

 

厚めのグリップの方は
イメージが湧きやすいと思います

 

スイングもアウトサイドイン
肘を畳むようにスイングしてもよいでしょう

 

ただ、ボールが持ち上がらずに
ネットミスが出やすいので注意しましょう

 


2.薄くとらえる

 

ボールを真っ直ぐとらえずに
表面をこするようにスイング

 

当然ボールは飛びません

 

回転だけがかかった
球質の軽いボールになりますが
足元にさえいけばよいので
これでもOKです

 

スイングは普通のスピンのスイング

 

余裕があれば
大きなテイクバック
大きなフォロースルー
スイングスピードも速く

そして、当りを薄くして
ボールの飛びを抑える

 

そうすると
スイングとボールの飛びが一致しないので
ボレーヤーのタイミングをずらすことが出来ます

 

ボレーヤーからすると
大きく速くスイングしてくるので
速いボールをイメージします

 

しかし
薄い当たりのスピンだと
ボールのスピードは出ないので
ボレーヤーの体が泳いでしまいます


上手くいけば武器になりますが
なかなか難しいです

 

当て方と足元への距離感を習得するのに
慣れが必要ですね

 

しっかり打点に入れた時に試してみましょう

 


3.柔らかく打つ

 

スイングを少し緩める感覚で
ボールの飛びを抑えてコントロール

 

いったんラケット面でボールをとらえて
面の上を転がすようにして
ボールを持っていくイメージ

 

腕をぐにゃ~っと
しならせて使うことがポイントです

 

柔らかく
スイングを緩める
のですが
そろっと打ってはいけません

 

体の力感
スイングの力感は残しておきましょう

 

力を抜きすぎると
手のひらが上を向いて
ボールが浮いてしまいます

 

しっかりパワーポジションをキープしましょう

 


以上 3つの打ち方

 

いずれも難しいです

 

まずは自分にフィットするものを
メインで使えばいいのですが
状況によっては成り立たないです

 

鋭いスライスボレーが来ているのに
2つ目のやり方では
現実的ではありません

 

最終的に使い分けが出来るように
色々なやり方にチャレンジしてみましょう


スピンの足元に限ったことではないのですが
上手くするコツは

 

イメージすること

 

弾道
スピード
球の質感

自分が打つボールをイメージしましょう

 

ネットより手前に弾道の頂点をもってこないといけないケースもあります

 

イメージせずに何となく打っても
いつも通りの
ロングラリーのときの弾道になってしまいます

 

まずは
どういう弾道
どういうスピード感
にするかをはっきりイメージしましょう

 

あとは打った後

 

上手くいくと
ボレーの当り損ねが浅く来たり
浮いてきたりするので

パッと攻撃に移れる態勢を取るようにしましょう

 


今日は色んな歩き方をしてみよう!
しっかりかかとから
大股で
大きく腿を上げて
腕を振って
歩く、移動するというだけでも
何パターンもやり方があります
一つのやり方に執着しない習慣を付けましょう!