おはようございます
内藤です

 

第101回のテーマは
「ナイスプレーの2条件」

 

今週から2019年度第1期
レッスンテーマは「基本」
球種で言うとフラット


1週目はフォアハンドストローク

 

ショットの基本はね
もう何度か言ってますからね

 

今日はもっと基本中の基本

 

ナイスショットだけではなく
ナイスプレーをするために
これだけは押さえておくべき

 

言い換えると
この2つさえ押さえていれば
自ずとナイスプレーになってしまう
ということを書きます


全てのスポーツ
全ての武道
全ての動作・仕事
勉強や、今まさに私のメルマガを書くことに至るまで
その全てに通ずる2条件

 


その壱

 

「キープバランス」

 

バランスを保つ
姿勢を変えない


スポーツで言うと軸をブラさない
とか
頭を動かさない
とかそういうこと

 

出来れば
更なるハイパフォーマンスにするためには
グッドバランスがよいです

 

スポーツで言うと
パワーポジションです

 

少しスタンスを開いて
お尻をグッと後方に落とす

 

細かく言うともっとあるので
パワーポジション自体が難しいです

 

トレーニングをしていなかったり
慣れていない人が
無理に正しい姿勢を取ると
すぐに崩れてしまいます

 

ラリーの途中でバランスが変わってしまいます

 

ナイスプレーをするためには
バランスを変えないこと
が重要です

 

姿勢は「ある程度」でOK

何となく力感があればOKです

 

大事なのは
プレー中に変えないこと

 

グッドバランス
より
キープバランスを心がけましょう

 


その弐

 

「無音」

 

これです


これこそが全ての動作の極意
究極的な到達点です

 

達人
とは
音が無いんです

 

その動作
その所作
一切の無駄がない
一切の淀みもない

 

がゆえに
音までしないんです


逆に言うとね

音をさせなければ
達人の域に近づけるというわけです

 

テニスで言うと
まずフットワーク

 

バタバタ
ズサズサー
うるさい音を立てずに
フワッ、ススッと動きましょう

 

地面がお豆腐だと思って
一歩一歩丁寧に着地しましょう

 

「足」を動かすのではなく
「脚」を動かさないと
静かに素早く動けません


ショットもそう

ボールを打つ音を極限まで無くしましょう

 

柔らかく捉えて
ガットでボールを捕まえて
グゥーっとリリースしましょう

 

決して弾いてはいけません


バシッというイメージではいけません

 


フォームは何でもいいんです

 

「音」を無くす

 

これだけで
ショットのイメージ
スイングの感じ
体の使い方が変わってきます

 


この2つです

 

キープバランス
そして
無音

 

一流の選手
武道の達人
一流のシェフ
一流のビジネスマン
一流のホテルマン
一流の美容師
何でもです

 

何でもその道のプロ
プロ中のプロ
一流の人は「美しく」
そして「静寂」です

 

体のバランスが保たれているから「美しい」


雑に動かない、雑に物を扱わないから「静寂」なのです

 

美しく
静寂


だからこそ
無駄なく流れるように動けるのです

 

テニスも同じ

 

その域に達するのは難しくとも
意識するのは容易です

 

意識しさえすれば
大幅にプレーが良くなるでしょう

 


今日は無音
あらゆる動作を音を立てずにしてみましょう
動きが丁寧かつスムースになっていることに気付くことでしょう