おはようございます
内藤です

 

第97回のテーマは
「テニスの基本」

 

先週のレッスンテーマ
試合

 

ダブルスの試合をたくさんしてもらったんです

 

初級から上級まで

見ていて思ったこと

全レベル共通で感じたこと

 

それは
テニスの基本を疎かにし過ぎている
ということ

 

少し厳しい言い方になりますが
ほんとにそう

 

テニスの基本中の基本
大前提

 

ツーバウンドする前に取る
相手コートに返す

これです


以上です

 

えっ?
当たり前でしょ
って思いますよね?

 

そうなんですよ

そんな当たり前のことをですよ
大の大人が理解していないのか何なのか
まるっきり実行しないんです

 

ツーバウンドしたらダメだ
どこに打ってくるんだ!?


そう思ったら構えますよね

 

相手コートに絶対に入れる
あの枠内にボールをおさめるんだ


そう思ったら
ゆっくり力強く打ちますよね

 


緊張感のない構え
出遅れる一歩目
フォームにとらわれるあまり
適切な打点に入れない

 

いざ打つ時
相手コートに入れることよりも
自分がどう打つか
いかにすごいボールを打つか
それだけを考えた枠外へのショット

 

・・・

 

基本に立ち返りましょう

 

第一の基本
ツーバウンドする前に相手コートに返す

 

そして第二の基本
対人競技であるということ

 

相手を見ましょう

 

どこにどんなボールを打つのかは
相手によって変わります

 

極端なことを言うとね
一般の方ってね
相手が初心者でもファーストサーブをいつも通りバシッと打つんですよ

 

だって練習してるから
こうやってトス上げて
こうやってラケットを使って・・

 

どうでもいいやん!
そんなん関係ないやん!

ポォーンって入れとけば
大丈夫ですやん!

 

気付かないんです


相手と面と向き合っていないから

 

テニスをはき違えているから

 

テニスを
自分がどういう体の使い方で
どういうプレーをするか
そんなことだと思っているんです

 

そんなもんどうでもいいんです

 

相手とコミュニケーションを取りましょう


自分ばかり見ないで
相手の目を見ましょう

 


ラケットを使ってボールを相手コートに返す
相手と一つのボールをやり取りする

 

この基本を超えてね

やれどうやって体を使うとか
回転をかけるとか
ポジションをどうするとか

そんなことにはなりません

 

上っ面を気にし過ぎなんです

 

ラケットの重さとかバランスとかもどうでもいいです

ガットの種類とかテンションとか
弱い人ほど気にするんです
弱い人ほど詳しいんです

 

ファッションとしてのテニスならば
それでもよいでしょう

 

でもね
試合に勝つ


そこを目指すなら
やはり基本です

 

今一度テニスの基本
スポーツの基本を考えて実行してみましょう

 


今日は基本を考えよう
例えば料理
料理の基本
それは食べられる物であること
食べる人がいること

いくら包丁さばきが天才的で
味付けが絶妙でも
食材が毒キノコだったり腐っている物だったら・・?

5人家族で食べる人が5人
しかも子供が3人いるのに
超絶旨いからあげが一つ・・・

基本を飛び越えて上っ面の「技術」に走る
テニスに限らず何でもあり得ます
根本的な基本、大前提を見据える習慣を付けましょう!