おはようございます
内藤です

 

第89回のテーマは
「リターンダッシュ(ロブ)」

 

今週のレッスンテーマ
リターンダッシュ

 

というよりは

 

うわー!いいサーブきたー
とりあえずロブで逃げて・・
あっ!いいとこいった
ちょっと前でも行くか

 

って感じです

 

いや、ほんとに・・

 

守備がテーマなので
積極的に前に行きながらロブを上げる、というのとは別です

 

 

では、いきましょう

 

リターンダッシュ(ロブ)
基本3ヶ条

 

 

1.オープンフェイス

 

結構なサーブの返球を想定しているので
あれやこれやは出来ません

 

ロブを上げようと
上にスイングしてはいけません

 

ただ単に面を開く


面を上に向けて
ボールに合わせるだけです

 

ダブルスのリターンは踏み込んでいるので
合わせるだけで
前衛を超えるくらいのロブにはなるでしょう

 

あとは微調整


どれくらい面を開くか
どれくらい押すか

 

これは経験ですね


とっさの判断なので
何回も試して感覚を掴みましょう

 


2.クローズドフェイス

 

1つ目の続きで何となく語呂を合わせただけです・・

 

これはフェイス
顔ですね

 

ロブを上げようとすると
ついつい先に顔が上がってしまいます

 

ラケット面を開いているとき
要するに
面がブレやすくウィークな状態のときに
顔まで上がってしまうと
面の向きが安定しません

 

インパクトで顔を残すくらいのつもりでよいでしょう

 


3.家政婦は見た

 

はい、ふざけてます・・

 

まあ、これはね
ロブの後です

 

前衛を抜けそうだったら
前に行くのですが

 

しっかり見る
様子を窺う
ということです

 

当然少し動きながらなので
物陰からこっそり
という感じではないですが

 

相手前衛
そして、そこを抜けたら

 

後衛の挙動

ここの見極めです

 

ロブで返そうとしているのか
強打をしようとしているのか

それによってポジションが変わってきますからね

 

ストレートロブが抜けて
相手がチェンジ
自分はボールのあるストレートサイドだから
ペアを追い越して前へー

 

そんなことをしてると
ロブでやられます


「見たわよ」
というより
「見てるわよ」
といった感じで
ポジションを上げていくようにしましょう

 


以上 3ヶ条

 

コースはストレートじゃなくてもよいでしょう

前衛にボレーをさせなければOKです

 

クロスやセンターでも
前衛を抜ければ前に行って構いません

 

フォアサイドのバックハンド
バックサイドのフォアハンド
つまり
相手のサーブがセンター寄りの時の方が
ストレートに上げやすいでしょう

 

ワイドのサーブをストレートロブにするのは難易度が高いです

ロブがサイドに切れたり

逃げていくボールに対してするので
ラケットの先に当たりやすい

 

開いた面で上げるときは
先に当たるとボールが上がりません

 

このあたりも
いろいろ試してみて
自分の上げやすいところを見つけてみましょう

 


今日は「見たわよ・・」
家族や街行く見知らぬ人
様子を窺ってみましょう
何考えてるのかな
急いでるのかな
真剣にスマホ見てるけど、あの表情はフェイクで、実はくだらないページ見てんのかな
とか・・
一つ間違うと単なる不審者になるので気を付けてトレーニングしましょう!