おはようございます
内藤です

 

第81回のテーマは
「守備ボレー(フォア)3ヶ条」

 

今週のレッスンテーマ
フォアボレーの守備

 

ポーチボレーとかでバシッと打ち込まれたやつを何とか返す
無理矢理返す
気合で返す

というより
返ったらラッキー♪

みたいな感じです・・・


いや、ほんとに

 

10回のうち3回返せれば上出来

 

返せなくて当たり前なので気楽に取り組めますね

 

何とか返そうとする姿勢を見せる
俺んとこに打って来たら返すよ、という気概を見せる


結果的に決められても
「危ねっ・・次は返されそう・・」
って相手に思わせる

 

そういうことが大事なんです

 

じゃあ、次のシーンからね
相手が打つ時に
取られたらまずい、と思って
コントロールミスをしてくれたりします

 

ちょっとでもプレッシャーをかけられるように
返球のスキルを上げましょう!

 


では
守備ボレー(フォア)基本3ヶ条


1.手を下げる

 

ボレーヤーの基本
構えの基本です

 

ポジションを上げたら手も上げる
ポジションを下げたら手も下げる

 

相手ボレーヤーが決めに来るときは
ポジションを下げているので
手も下げます

 

足元に来る確率が高いですからね

 

顔をノーガードにするのは怖いですが
勇気を振り絞って手を下げましょう

 

もし顔付近にとんでもないボールが来たら
頑張って避けましょう

 

避けさえすればボールはアウトです

 

足元に来るボールだけを返球するつもりで
構えを取りましょう

 


2.ラケットヘッドも下げる

 

手を下げたものの
いつもの癖でラケットを立てていたら意味がないです

 

普段はラケットをきちんと立てて構えないくせに
打たれる時だけ立ててしまう人も多いです

 

やはり怖いから
体や顔をガードしたくなるのでしょうね

 

足元のボールを返さないといけないので
ラケットヘッドが地面に付くくらい
下げるようにしましょう

 

あとはそのまま当てるだけです

 

気合の反応で
ラケットのどこかに当てれば返ります

 

今のラケットは性能がいいので
最悪、手首が伸びていても
当り負けせずに返球出来ます

 


打つ時の注意点はないです

 

当たり前です

 

何かに気を付けるほどの時間的余裕など存在しません

構えと反応が勝負です

 


以上 3ヶ条でした

 

・・・

 

えっ?

まだ2つしか書いてない?

 

はいはい
分かりましたよ

 

無理矢理書きますね・・・

 


3.危険を察知

 

無理矢理と言いましたが
これです

 

これが一番大事!


私たちと皆さんの差はここです!

 

危険(相手が打ってくる)を
察知するタイミングが違うんです

 

皆さんね
「うわっやばい!打たれる!」
と思うタイミングが遅いんです

 

きちんと相手を見ていない
ラリーの場(空気)を読めていない
ので、相手が勝負に来る初期動作を
見逃しているんです

 

結果
相手が詰め出してから
慌てて準備する

対応が遅れる

 

私たちは
1球手前で判断しています

 

例えばリターン時の前衛
ペアがリターンをする時です

 

相手のサーブが打たれた瞬間

センターにいいのが来そうになったその瞬間に
相手前衛のポーチをケア
サーブのボールは見ずに
相手前衛の動きを注視
ポーチの返球に備えて
ラケットを下げます

 


サーブが入ったかどうかを確認して・・
リターンの感じを見て・・・
相手前衛を見ようとしたら・・


「うわー!ポーチに来てるー!」

 

もはや死亡です・・・

 

一手二手早く
危険を察知するアンテナを張るようにしましょう

 

アンテナを張っていれば
逆(チャンス)の反応も早くなりますからね

 


以上3ヶ条

 

本当に危なそうな時は
背中を向けるようにしましょうね

 

それでも
ラケットは面を作って
あわよくば返球する形を作っておきましょう

 

最後の最後まで
僅かな希望を捨ててはいけません

 

まぐれで返るときもあります

 

結果的に返ったのは「まぐれ」でも
希望を捨てずにラケットを出した
意地でも何とかしようとした
その行為は決して「まぐれ」なんかではありません
実力です

 

最後まで諦めずにプレーをする
ということが
試合の最後の最後に
相手へのプレッシャーになってくるのです

 


今日は危険を察知
「かもしれない運転」を徹底して
起こりうるリスクを考えて行動しよう!