おはようございます
内藤です

 

第104回のテーマは「差」

 

こんなに差が出るものとは・・・

 

「上」を整えようとしてきた者と
「下」を築こうとしてきた者とで・・

 


昨日の朝の初中級レッスン

男性が2名だけ


結構打てる人なので
ゲストプレイヤーを招いたんです

 

といっても
うちのジュニア選手

 

春休みで朝練に来ているので
残ってレッスンに入ってもらったんです

 

中学生の女の子と小学生の男子


球出し練もちょっと厳しめ
ラリーも長めの時間
みっちり練習をしました

 

なかなか盛り上がって
大人、子供両方にとって
よい雰囲気、よい練習になりました

 


でもね
残念なことにね

打ち負けてたんです

 

大人が・・・

子供に・・

 

初中級といってもね
結構打てます


ボレーがまだまだなので初中級というだけで
ストロークはフォームも良いし
いいボールを打ちます

 

対応力もあるので
スピン、スライスで上手くラリーも出来ます

 

そんな男性陣2人が
小学3年生のまだ小さい男の子に・・

 

中学生女子はね
もう体も大きいし
1年アカデミークラスでしている子なので
まあ、仕方ないにしても

 

男の子は今期からアカデミー
これまではジュニアSという少し厳しめのクラスでしていただけです


大の大人が普通に打ち合って打ち負け
スライスとスピンを駆使してミスを誘っていたものの
最終的に打ち抜かれ・・・

 


まあ、そうなんでしょう

 

1年前はその初中級男性の方が上手かった

 

この1年で
その子が抜き去って
さらに差を付けてしまったんです

 

こんなにも差が出るものとは思いませんでした


これが

「上」を整えようとしてきた者と
「下」を築こうとしてきた者

その「差」です

 


大人はね
「上」
「上半身」というか「上っ面」

ラケットの引き方とか動かし方
左手の使い方とか

やれスピンだスライスだ
ボールのスピードだ

とにかく「上」
「上半身」や「外面」を気にします

 


子供は違う


「下」です
「下半身」というか「基本」
プレーの「土台」を築こうとします

 

構え・フットワーク・バランス

フォームなんてほぼ気にしていません

 


その差が出たんでしょう

 

大人の人の練習の仕方は
本当に薄っぺらいですからね

 

フォームとボールを意識して
今の結果だけにとらわれる

 

根本的な原因の追究をすることもなく
今目に見えている部分を改善して納得する

 

未来を見据えた体質改善をしようとはしない

 


私がそれを提示しても拒否

 

それはそうでしょう

私が提示する体質改善は
テニスの素人の大人には納得出来ないことですからね


フォアでアウトする

 

私のアドバイスは
「挨拶を大きな声でしよう」です

 

いや、ほんとに


何でかって?

 

そんなん聞く必要あります?

 

上手くなりたいんでしょ?
じゃあしろよって話です

 

理由を聞いて納得してからじゃないと
とかね
そんなくだらないこと言う人は無理です

 

だってテニスのレベルの低い人に
この練習がどんな意味があるかなんて
理解出来ないでしょう

 

よく意味が分からないけど
やってみる

やっていくうちにレベルが上がって
あーそういうことだったのか
と、後に理解が訪れるのです

 

子供は純粋です
素直にやります


今の見た目
上っ面にとらわれることなく

未来を見据えた練習に励みます


そういうことです

 

 

1週間後に成果が出るのは「上」の練習です

 

でもね
1年後2年後にとんでもない成果を生むのは
「下」その「土台」の練習なのです

 


今日は土台作り
10年後の自分の人生のために
今日を笑顔で過ごすようにしましょう!