おはようございます
内藤です

 

第22回は「正解から学べ」

 

早速実験です

皆さん
右手をパーにしないでください

グーにもしないでください


チョキもダメです

指を1本立てるのも
3本立てるのもダメ


今、皆さんの右手どうなっていますか?

 

指を4本立てちゃってたりしてます?

 

私がして欲しかった正解は

キツネの形です

 

あるでしょ?
こういうやつ?
見える?
そうそう!それ!

 

いや、
じゃあ最初からそう言えよ
これはダメ、それも違う
回りくどいこと言わずに
右手をキツネにしてください
これで済むでしょ

 

そうなんです

正解を提示すれば一発です

人は基本的に正解からしか学べません


1+1=5
これは間違いです

以上 算数の授業でした

 

クレームの嵐です

えっ?
正解を言えよ!

そうなるに決まってます

 

1+1=2
いきなり正解の提示でいいんです

 

テニスでも子育てでも仕事でもそうです

 

でもみんな好きなんです

失敗から学ぶ
とか
これはダメですというしつけ
とか
部下のあら探し
とか

 

ネットしないように
アウトしないように
浅くならないように
速くなり過ぎないように
・・・

 

いや!多い!
面倒くさい!
正解を提示、もしくは正解をイメージすればしまいです

 

ネットミスした後に考えることは
ネットしないように
ではなくナイスボールをイメージすることです
正解を考えるだけです

 

なぜミスをしたかもさほど重要ではありません

どうすれば上手くいくか
正解は何か?
ここを考えるべきです

 

ミスの原因追求より
次どうすべきかが大事です

 

 

どうしてそんなことしたの!
とか
これは誰の責任?
最後にチェックしたの誰?
とか言うバカな上司

 

そんなことどうでもいいです

正解を提示してあげましょう


皆さんミスの指摘慣れしているんです
レッスンでもそうなんです

 

だから自分のミスの原因も指摘がないと、納得してくれないんです

 

こうしましょうね!こう!

と正解を提示しても何やら不満そう

 

今、打ち急いで
体が開いて面も上向いています
だからアウトが多いですよね
左手をインパクトまで残してあげましょう

 

納得のご様子

 

面倒くさいねん!

というよりミスを強調することになるからまた同じミスを誘発する
もしくは
逆に意識するあまり、今度は体を閉じすぎてネットする

 

正解をイメージしてするだけでいいのに
それが一番の上達の近道なのに
わざわざ迂回するんです

 

これはダメ
あれもダメ
でもこうなってもダメ
このときはダメ

永遠にダメ探しでもしていてください

 

こうしよう!
ああしよう!
このときはこう!

単純かつ明快なことです

 

自分の感情より
自分がどうなりたいか
相手がどうなって欲しいか
ここに着目すれば
正解を考えられる人になれそうですね

 


今日は正解探し
レジの店員が
「はい、ありがとーございしたー」

態度悪っ!
じゃなくて

わざわざ対応してくれたんです
マルです
感謝を口にしたんです
二重マルです

 

そのうえでもっと気持ち良く挨拶してもらいたいなら
自分がすればいいんです

「ありがとー」
「いつも早くから頑張っていますね」
って

3回目くらいから
その子の接客態度が変わっています

客の自分が・・とか小さいこと言っていると
ずぅーっと自分が気持ち良く過ごせないだけですからね