普段は契約社員としてフルタイムで事務職をしているもうすぐ50代の【その】です。数秘術と西洋レイキができます🌈

言いたいことを言おうとすると、言葉より先に涙が出てしまい、冷静な自分が「いい歳して泣くなんてみっともない。」と思ってしまい、もっと言えなくなる。

黙っていると相手を苛立たせてしまうから早く何か言わなくちゃ、と焦り余計に言葉が出てこなくなる。相手を苛立たせることには変わりなくて、最後には「もういいよ。」とため息をついて部屋から出ていかれ、モヤモヤした気持ちだけが残る。


言葉より先に涙が出てしまうのは、伝えたいことが伝えられなかったときに受けた傷が癒えていないからだと思う。その傷が癒えていないから、また同じ様に傷つくかもと予想して、怖さと感情が溢れてしまい、涙が出てしまう。


それがずっと嫌だった。

言いたいことがあるのに、言えないのがもどかしくて、でも言うのが怖くて。いい歳して、こんなことでつまづいている自分がみっともなくて嫌だった。全部が嫌で嫌で仕方なかった。


だからもうやめた。

泣きながらでもいい、言おうと。

おばさんが涙を流してしゃくり上げながら話す姿は、見苦しくて直視できないだろうけど、そんなの構わない。


目を見て話すのも、相手が明らかに不満そうで機嫌が悪いのも怖かった。でも「私はこう思っった。こうしてほしかった。」って伝えた。

不思議だけど、口に出せたことは消化して、その下にある思いや感情が表面に出てきた。

こうして、少しずつ自分と向き合っていこうと思う。