写真の力 ②
「神戸みなとまつり」のインラインスケートのハーフパイプショー。
さて
カメラ撮影の解説に入りたいと思います。
とにかく高速で
視界の範囲を超えて
上下左右に
動き回る被写体です。
カメラのオートや自動設定では
まず追いつきません。
オートで撮影した場合は
たまたま偶然
なんとか写ったけど
よく見ると手足がブレてる
みたいな事にしかならないと思われます^^;
今回の
これらの写真の
カメラの主な設定値は
S:1/1250
ISO:400
f:9
です。
被写体速度が高いので
シャッタースピードは1/1250です。
動画撮影時のおよそ10倍の速度ですね。
これだけの高速度で動く被写体を
静止画として捉える為
S:1/1250に設定しています。
ISOは400です。
これ以上高く設定すると
このシャッタースピードでは
高感度ノイズが目立つ為、高く設定していません。
そこで
絞りはf:9に設定して
被写体の明るさを確保するようにしてあります。
ただ
f:9にすると
ピントが合う範囲が狭まりますので
ピントが合う範囲を
把握して撮影しないと、ボケボケの写真になりかねません。
ですので
この条件で
高速で動き回る被写体の
ちゃんとした写真を写すには
ピントを合わせる
オートフォーカスの機能の設定が重要になってきます。
次回は
撮影時のフォーカスの設定について解説したいと思います。