ついこの間は、半袖でもいいくらいの暖かい週末でしたが、
そこから一変!
明日の朝は雪の予報も出ている神奈川県です。
う~寒い:(;゙゚'ω゚'):
おかげさまで無事息子の受験も終わりました(^^♪
第1志望大学になんとか合格できまして、
高校の卒業式も先週終わりました。
スーツの注文も済み、
あとは入学用書類を揃え、
電車やバスの定期を購入して、
教科書購入と学生保険の加入が済めば、
全てが終わります。
(たぶん)
やれやれです。
皆様、応援どうもありがとうございました!
しかし、息子の大学受験に関して私は多くの疑問が残りました。
30年前の自分の受験の時とはかなり違った様式や風潮が多くあり、
私は数多くのとまどいにぶつかりました。
に少し様子を書きましたが、
“子供が受験勉強だけに専念できるように、勉強以外の受験準備は親が全てする”
または、
“子供の手落ちによって失敗が無いように、親が何もかもをしっかりとサポートする”
というような変な図式が現代には出来上がっていました。
何度も私自身の過去を振り返りました。
私は高校2年生の夏、
志望大学・志望学部・志望学科を自分で決めました。
高校1年生の時に描いていた構想では、
上智・青学(青山学院)に入り川島なお美さんのような女子大生になるハズでしたが、
英語が苦手な私は「もう今からじゃ間に合わないよね~」とあっさりあきらめまして、
かなり方向もランクも妥協しました。
その時点から必死で勉強すればもしかしたら間に合ったかもしれませんが、
運動部での部活とバンドとバイトと遊ぶこととの両立には自信がなかったので、
仕方なかったです。
親には入学後にかかる費用を告げて受けていいか許可をとっただけで、
必要な夏期講習・冬期講習などは自分で申し込み、
大学の資料を取り寄せたり、
願書も自分で買ってきて書いて送りました。
入試当日も自分でルンルンとお弁当を作り水筒と一緒に持っていきまして、
お金の用意以外は全て自分でやりました。
おそらく周囲では誰もがそうやって大学受験をしていました。
当たり前でした。
(ルンルンと自分でお弁当を作ったのは例外だったかもですが)
あとは受かろうが落ちようが浪人生になろうが、
本人だけの問題でした。
親は何の心配もしません。
ただ求められたお金を出すだけです。
落ちた場合は「ありゃ残念」となるだけです。
受かった場合は「おー良かった良かった」となります。
入試当日に「頑張っておいで」のような言葉を言われた記憶もありません。
せいぜい「今日試験なの?じゃあ事故に遭わないよう気を付けて」くらいだったと思います。
ところが、
世代が一つ交替しただけであまりにも受験体制が変化していました。
幸い、息子はH大学に行きたい!!!という、
意味不明なまっすぐな希望だけはありましたが、
行きたい学部や学科もなければ、
何を専門に学びたいかもありませんでした。
「高校の普通科みたいな大学ないのかなー。」
などと、勘違いした言葉さえ発していました・・・_| ̄|○
「大学は、誰に何を教わりたいかで選ぶんだよ。」
と、助言したところで全く無駄でした。
難関大学受験でもないのに塾へは行くし、
(私達の頃は塾というと小中学生用。昔は予備校と呼んでいましたね。)
学校や塾へ提出する志望校の一覧表は親に書かせるし、
当然、各大学の資料も適当に目星をつけて親が取り寄せて、
大学のHPも親が見て場所その他を確認します。
ぶ厚い資料のページを延々とめくり、
願書受付締め切りやら入試日程やらも3昼夜くらいかけて調べ上げて、
入試対策を考えたのも私です。
言われた参考書やその他も当然買っておきます。
「勉強しなくちゃいけないから、自分でやる時間ないからやっておいて!」
と、ほぼ全部頼まれました。
塾の授業のためのテキストまでパソコンで私がプリントアウトしたこともありました。
「自分でやりなよ。」
「自分でやらないとわからいよ。」
「なんで親がやならくちゃいけないの!?」
「願書くらい自分でさー。。。」
と、その都度私は言いました。
すると、
「時間ないもん!」
と、これまたその都度言われまして、
「でも自分の受験のことくらい少しは自分でやっておいた方がいいよ。
将来、自分が子供訊かれたって手順説明出来ないよ???」
と、自力で頑張るように促しましたが、
「だって、現代っ子だもん!!!」
「仕方ないよ!」
「頼んだよ~かーちゃん(^^)v」
と、明るく言われちゃいました。
「そんなんじゃモテないよ!」
「自分で何も出来ないと、将来奥さんにあきれられていじめられちゃうんだからね!」
「禿げちゃうよ!」
と、頑張りましたがまったくもって無駄な抵抗。
結局、
「H大○学部○学科とK大○学部○学科とS大○学部○学科以外は、
あとはかーちゃんが適当に選んで願書出しておいて。他に6個だよ。頼むね~。んじゃ塾行ってくるから♪」
と、志願学科まで親に選んでもらうという始末。
本人がかろうじて挙げた3つはどうやら誰かからの影響のようでした。
そう言って、玄関を出て行ってしまいました。
おいおい、ちょっと待て。自分のことだよね( ̄▽ ̄;)
第一、頼まれた私は超責任重大だし!?
こうして、
現代っ子を持つ親は苦労して、
またもや何日もかけて膨大な資料に目を通し、
なるべく実習が多そうな、
なるべく勉強が少なそうな、
(息子は特に勉強が好きっていう訳でもなさそうだし)
出来るだけ楽しく単位をとれそうな学科を選び願書を提出しました。
あ、あと、
可愛い女の子が多くいそうな。
それから、
なるべく受かりそうな。
というのも考慮したかな。
常に頭に疑問符を浮かばせながら。
はーーーーーーーーーーっ。
ったくこんなんでいのかよ、現代っ子!?
いいわけないですよねぇ・・・(;・∀・)
日本の将来が思いやられます。