今週の初め頃、
左手の小指の第一関節に打撲をしたような強い痛みを感じた。
ビックリして見ると関節の横が蚊にさされたように赤くぷくっと腫れている。
マメのようにも見えるかな。
触るとメチャクチャ痛く、指を動かす度にとても痛い。
 
翌日になると痛みと腫れは少し引いたけど、
冷静に判断するとなんとなく他の指(隣りの薬指など)にも軽いけれど同じような痛みも。
 
「私なんだか手の指全体があちこち痛い気がする。」とニョロちゃんに漏らす。
「あー俺も前あったよ~。」とニョロちゃん。
されど不安消えず。
 
運動不足や加齢のせいで、
全身の筋肉が硬くなって伸縮しにくくなってきているので、
「腕の筋肉の伸びが悪い→手首の可動に影響→手首に炎症」
という症状がつい最近あったので、
 
「→さらに指先の可動に影響→指に炎症」
 
という図式なのかな?と、想像。
 
 
 
 
なので今日、いつものように接骨院に行き、
(右肩石灰沈着性腱板炎周囲の筋肉炎症とギックリ背中の治療の為、日頃から通っているので)
先生に相談してみました。
 
先生もいつものように私から状態を聞き、問題の第一関節を見て、
そして、即答されました。
 
「ヘバーデン結節というんです。
関節が変形して、その変形していく過程でこうして腫れて痛むんですよ。」
 
お~私の予想は大ハズレでした(笑)
 
「原因はよくわかっていないんですが、
60歳代とか50歳代で発症することが多くて、加齢のせいかホルモンのせいなのか使いすぎなのか…などと言われているんです。」
 
え。60代?
センセ~、私まだ40代なんですが。。。(^_^;)
 
「あ、まあ40代っていうのもなくはないですから(^_^;)」
 
ははは。。。
 
「とにかく変形していく経過が痛いわけで、こうして腫れたりしますが、
変形が終われば痛くはなくなりますから。」
 
ほ~。変形したままになっちゃうのですね。
 
「テーピングで固定しちゃって痛い間は動かさないように出来る事もありますが、
今日はとりあえず湿布しておきましょう。もしかすると、他の指も変形してくるかも知れませんね。」
 
そうですか、お願いしますm(__)m
他の指にも。。。ですか。
 
 
 
 
確かに数年前から指の何本かがピアノの鍵盤に垂直に指を降ろせなくなっていた。
ピアノを弾く時、どうもそれまでとは鍵盤に指を降ろす角度が変わってしまって、
思うようにならずもやもやとした気持ちだった。
食器洗いをしている際も食器を左手できちんと握れず、
手から滑り落として割ってしまったことも多々あり。
携帯を持つ時、痛くて、小指や薬指で支えられないこともよくある。
 
うんうん。心当たりあったよね。
しかし・・・。
困っちゃったな。
この先これとどうやってつきあって行こう。。。
 
 
 


 
ヘバーデン結節 まとめ
 


 
変形性関節症の一種。
関節軟骨がすり減り、周りの骨が変形する関節症。
赤く腫れたり、水ぶくれが出来たり、痛みがあったりなかったり。
 
変形性関節症には、変形性膝関節症・変形性股関節症・変形性脊椎関節症・
変形性頸椎関節症・変形性肩関節症・変形性肘関節症・変形性足関節症・顎関節症が他にあり、
手指の変形性関節症は、
●第一関節の場合は、ヘバーデン結節
●第二関節の場合は、ブシャール結節
●親指の付け根=第二関節の場合は、拇指CM関節症
と分類されているようです。
 
50歳以降や60歳以降の"働き者の女性"に多く見られるのだそう。
発症は男性の10倍だとか。
体質も関係があるようだが、指への負担・加齢により症状は進行。
初発は薬指の人が一番多く、徐々に他の指へ変形が出現。
第二関節の場合のブシャール結節は、ヘバーデン結節からの合併症として20%の人に出現する。
 
治療は、痛みを和らげるための対症療法か、
手術で変形して出っ張った部分(骨)を削り、ワイヤーを入れて関節を固定して動かなくさせてしまう場合もあり。
 
関節軟骨のもととなるものや、
軟骨成分前駆物質の摂取も治療に使われている。
 
とのことです。
 
 
【関節軟骨のもとや成分前駆物質となる栄養素】
(しかし経口摂取ではあまり直接的な効果は期待出来ないようで、
むしろビタミンCやたんぱく質を多くとった方が良いとの見解もありました)
 
●コラーゲン
多く含まれる食品→手羽先・鳥皮・軟骨・豚足・豚バラ肉・牛スジ・牛テール・魚の皮・うなぎ・フカヒレ・カレイ・エビ・くらげ・ゼリー・プリン・杏仁豆腐
 
●ヒアルロン酸
多く含まれる食品→海藻・鳥のとさか・豚足
 
●コンドロイチン
多く含まれる食品→昆布・もずく・納豆・山芋
 
●グルコサミン
多く含まれる食品→海老や蟹の殻