内科での検査結果は何もなく、
やはり筋肉の炎症だろうという事で、
翌日、ほぼ毎日通っている接骨院へよろよろと行き、
経過を話しました。
というより、私のまともに歩いていない姿を見て院長先生ももう1人の先生もすぐに察したようです。
 
前日検査してくれた総合病院の内科の先生は、
「接骨院に行っても今は矯正とか何もしちゃダメだよ。今は絶対安静!でもストレッチはやっていいからね〜。」
とおっしゃって、鎮痛剤と胃薬と湿布をくれました。
私は鎮痛剤は飲まずに、
胃薬だけ飲んで(胃腸を壊しているので)、
湿布を一応貼って寝ました。
 
で。
接骨院の先生はまったく逆の事をおっしゃいました。
「血流を良くするために、背骨の矯正(左右のバランスを整えるための整体)をしましょう!」
「腰と背中のストレッチは今はしない方がいいです。ひたすら寝て安静にするように。」
お〜やっぱりヽ(´Д`;)ノ
予測はしていたけれど、やっぱり矯正するんだっ。
絶対安静という点は同じだけれど、それ以外は全く逆です。
 
そして、超ーーーーーーー痛い私の背骨をボキボキバキバキと容赦なく矯正しました。
「アッーーーーーーーー!」
「イッタイーーーーーーー!」
何度か悲鳴をあげました。
ただでさえ痛いっていうのに、そこを押されたりひねられたりするのです。
そりゃぁもう痛いのなんの(T_T)
第一、診察台に横たわるのにも自力では無理で、
「すみません、ちょっと手を引っ張ってください(T_T)」とか、
「あのう・・自力では足も手も動かせないので、向きを変えてください。」
という始末。
硬直して座っているか立っているかの姿勢以外、相当キツイんです。
 
そして、矯正→マッサージ→湿布塗布→コルセット装着で、
背中の治療完了!
ふう。死ぬかと思った。
 
病状は結局何なのかと教えて貰ったら、
「背中の捻挫です。ギックリ腰が背中で起きたようなものですよ。」らしい。
ギックリ背中ってあんまり聞いたことない(笑)
 
「固くなっていた筋肉を疲労させて翌日に疲れを持ち越したうえに、
日常生活を続けたから筋肉が限界に達しちゃったんですね。」
 
そうかやっぱり。
この間の日曜日、椅子を100個くらいとメチャ重たい譜面台を沢山運んだりしたからだ。
去年からあまり使っていなかった右半身の筋肉、弱ってたからなぁ。。。
 
そんなこんなで、
接骨院の先生の荒治療のおかげで、
その日の夜には、かなりの痛みがとれていました。
横たわる時もうめき声をあげずに済むくらい、ラクに寝ることが出来るようになりました。
やった〜\(^o^)/
(接骨院ではダメだと言われたストレッチは寝る前にしちゃったけど。。。)
 
でも寝ている間に、
寝相が人一倍悪い私は、相当あばれたようで、
またまた朝早い時間に痛くて目が覚めてしまいました。
しかもまたもや激痛の嵐。
なかなか布団から起き上がれずに、もがくこと30分。
トイレへ行って戻ってもう一度寝ようとするも、あまりの痛さに横になれず二度寝は断念。
やれやれ。
もう2日続けて睡眠不足です。
 
けれど流石です。
真っ直ぐ歩く事に関しては、もうかなり普通に歩けるようになりました。
ヘロヘロになりながら歩いていた一日前がウソのようでした。
 
筋肉や骨については接骨院ってスペシャルにプロですネ。
今までにも中学時代からお世話になってきて、
何度も何度も体がラクになったり治ったりして感心した事はありましたが、
今回改めて思いました。
ビックリです。
血流をよくする事。
そのために、固くなった筋肉をほぐす事。
体のバランスを整える事。
 
どれも基本中の基本ですが、それを全力で忠実に続けるという意志。
 
いつか他の患者さんが施術を受けた後に言っていました。
「先生、すご〜い!魔法みたい☆彡」
「こんなちょっとだけマッサージして貰っただけなのに、どうしてこんなに動くようになるの〜?」って。
 
私も同感です。