2006年7月9日より就航のイタリアで造られた豪華客船。
船価5億6,500ドルという大型クルーズ船が13日夜地中海で岩礁して、
もう船体の半分以上が沈没しています。
船も大好きな私としては、
気の毒でかわいそうやらもったいないやらなんだか全然落ち着きません。
沈みかけているところを、
なんとかひっぱり上げる手段はないのでしょうか(´Д⊂グスン
最初、ニュースで座礁した画像を見た時は、
大好きな船“飛鳥Ⅱ”が沈没したのかと思って、
かなりビビりました。
違って良かった…訳じゃないけれど、
正直少しほっとしました。
でもコスタ・コンコルディア号は112,000トン。
乗客・乗組員合わせて定員が4,900人。
プールも3つ、プレステルームや広〜いカジノもあり、
遊んで楽しめる豪華クルーズ客船みたいです。
私のお気に入りの飛鳥Ⅱが50,000トンで定員1,380人だから、
コスタ・コンコルディアの方がスケールはすごい。
でもクルーズ船のランクというのは、
船体の規模ではなく、
乗客に対する乗組員の多さ等で決められているようです。
一人一人のお客様に質の高いサービスができる事がランク分けの基準…と。
ちなみに、
サービス内容と価格帯による3つのクラス分けとは…、
(運営会社によって分けられるのだそう。会社が同じだとサービスも同じらしい。サービスの基準は欧米流。)
【Mass(マス)】
大衆向けのクラス
一泊$100〜350
有料飲食部分を多くしたりやカジノスペースを広くとって、ビジネス収益をあげている
主な運航会社:カーニバル/コスタ・クルーズ/ロイヤル・カリビアン/スター・クルーズ/
ノルウェイジャン・クルーズライン/ディズニー
【Premium(プレミアム)】
中級クラス
一泊$150〜400
全食事付き
主な運航会社:プリンセス/セレブリティ/ポーランド・アメリカ/MSC
【Luxury(ラグジュアリー)】
上級クラス
一泊$400〜1,000
主な運航会社:リージェント・セブンシーズ(旧ラディソン)/シルバーシー/
シーボーン/クリスタルクルーズ/キュボーン
※Boutique(ブティック)※
ラグジュアリーの中で更にサービスのすごいところがこう呼ばれるらしい
一泊$600以上
主な運航会社:リージェント・セブンシーズ(旧ラディソン)/シルバーシー/シーボーン/ハパグロイド
ほ〜。
船って大きさが大きいほど凄い船なわけではないのですね。
そして日本の運航会社の船は、
欧米風のサービスの基準では分類できないので、
上記には区分分けされていないらしいです。
分類するとすれば、
郵船クルーズがラグジュアリー、商船三井客船と日本クルーズ客船がプレミアムに位置するそうです。
日本の船はカジノ禁止なので、カジノがない替わりに大浴場があるとか。
(飛鳥には麻雀サロンもある(笑))
飛鳥Ⅱは郵船クルーズの船なので“ラグジュアリークラス”なのかぁ(・∀・)
なんとなく、
わーい(^o^)/!?
次の飛鳥Ⅱの横浜港着港は1月23日〜26日。
昨年はゆっくり姿を楽しむ余裕もなかった私だったけれど、
今年はじっくり飛鳥を堪能したいと思います!
(乗れるお金はないので、いつも見るだけ(^。^;))
でも、例えコスタ・コンコルディア号が大衆向けランクの船だとしても、
なんにしても素晴らしい設備だし、
そんな船が…と思うととても哀しい(´・ω・)。
沢山の人々に夢を与え、沢山の希望を運んで海を走っていたのに…。
オーナーや船長も可哀相だし、
スタッフもお客さん達も恐怖だったろうに。。。
(まさにタイタニックだったと語っていた)
あのままどんどん沈んでいってしまうのかな(T_T)。